Excel 日付に対応する曜日を取得(WEEKDAY関数)
WEEKDAY関数は日付を指定し、その日付に対応する0~7の数値を取得する関数です。
主に他の関数や条件付き書式と組み合わせて使用します。
目次
仕様
=WEEKDAY(シリアル値,種類)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
シリアル値 | 省略不可 | 曜日を取得する日付を指定。 |
種類 | 1 | どの曜日を1とするか週の基準を指定。 |
種類 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 1 |
2 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
3 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
11 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
12 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
13 | 6 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
14 | 5 | 6 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 |
15 | 4 | 5 | 6 | 7 | 1 | 2 | 3 |
16 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 1 | 2 |
17 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 1 |
使用例
シリアル値と曜日と種類(1と2)の例です。
種類は最初の曜日がどこで、0から始まるか1から始まるかの違いです。
よって用途によって使いやすいものを選びましょう。
スピルを利用する方法とメリット
Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。
これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。
スピルの利用には引数を複数セルの範囲で指定します。
数式を入力するのは最初の一つのセルですが、
引数で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。
スピルを利用することで今回の例では、
E3セルに入力するだけでよいため(E4以降にコピーペーストが不要)
以下のメリットがあります。
- 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
- 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
- 絶対参照が不要
- 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。
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