Excel 基本的なグラフと適切な場面

2019年6月19日

概要

グラフには数多くの種類がありますが、

選び方を間違えると資料としては

有害なものとなってしまいます。

グラフの使用に慣れない場合は

基本的なグラフに絞って慣れることが

上達の近道となります。

基本的なグラフと用途

棒グラフ数値の大小を比較
折れ線グラフ数量の時系列の変化を表現
帯グラフ(100%積み上げ棒グラフ)全体に対する割合を表現

全体に対する割合は

円グラフが代表的ですが、

人間は面積より高さや幅のみを

認識するほうが得意なため

帯グラフの方が効果が高いです。

棒グラフ

項目ごとの数値を比較したい場合に

棒グラフは適しています。

縦と横はどちらでも構いません。

資料に挿入しやすい方を選びましょう。

通常の棒グラフ

項目ごとの数値の大小を

高さや横幅で表現します。

通常の棒グラフ

複数系列の棒グラフ

年度別のように複数の系列を

色分け表現することも可能です。

ただし棒が多くなりすぎると

見辛くなっていく点に注意が必要です。

複数系列の棒グラフ

積み上げ棒グラフ

複数系列を高さや横幅とし、

項目毎に色分けしたのが

積み上げ棒グラフです。

合計の大小よりも個々の要素の割合に

フォーカスしたい場合は

帯グラフ(100%積み上げ棒グラフ)の方が

目的に合致しています。

積み上げ棒グラフ

折れ線グラフ

通常の折れ線グラフ

時系列の変化を表現することに適しています。

通常の折れ線グラフ

複数系列の折れ線グラフ

年度別のように複数系列を

表現することも可能です。

棒グラフと同様、系列の増やしすぎに

注意しましょう。

複数系列の折れ線グラフ

積み上げ折れ線グラフ(よりも面グラフ)

積み上げ棒グラフは後続の系列に

前の系列の値が足されますが、

(例では2017年は2018年との合算)

2017年が不必要に大きく見えるため

積み上げで表現する場合は

面グラフの方が適しています。

積み上げ折れ線グラフ
積み上げ折れ線グラフ
積み上げ面グラフ
積み上げ面グラフ

時系列の比率の推移を見る場合は

100%積み上げ面グラフが得意です。

100%積み上げ面グラフ
100%積み上げ面グラフ

ただし面グラフは手書きでは難しい

パソコンならではのグラフなため

認知度は若干、低めです。

場合によっては面グラフに馴染みがなく

うまく伝わらない可能性もあります。

帯グラフ(よりも面グラフ)

Excel的には100%積み上げ横棒グラフが

帯グラフの呼び名で通っています。

系列間の項目の比率を

比較することに向いています。

帯グラフ(100%積み上げ横棒グラフ)
帯グラフ(100%積み上げ横棒グラフ)

こちらも100%積み上げ面グラフの方が

表現能力は高いです。

100%積み上げ面グラフ
100%積み上げ面グラフ

3-Dグラフについて

このように格好いいグラフになりますが、

グラフの目的である数値の視覚化の

目的の観点では完全に禁じ手です。

同じ数値でも始点の高さが違うため

別の数値に見えてしまいます。

数値の視覚化に使うと

誤解を招く効果しかないため

とにかくイケてるグラフの画像が

欲しい時以外は使わないようにしましょう。

(とか言いつつ記事のアイキャッチには使う奴)

3-Dグラフ

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