Excel 初歩的な棒グラフの作成方法
棒グラフは項目ごとの数値を比較したい場合に適しています。
この記事ではExcel初心者の方向けに簡単な棒グラフの作成方法を紹介します。
手順
基本的な追加
下記のような表があり横軸が年、縦軸が件数の棒グラフを作成します。
![サンプル表](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-7.png)
まず件数を項目行を含めて範囲選択します。
![件数を項目行を含めて範囲選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-8.png)
「挿入」より「2-D縦棒」の「集合縦棒」を選択します。
![「挿入」より「2-D縦棒」の「集合縦棒」を選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-22.png)
このような棒グラフが追加されます。
![追加された棒グラフ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-9.png)
横軸の年が設定されていないため追加します。
まずグラフを右クリックして「データの選択」をクリックします。
![グラフを右クリックして「データの選択」をクリック](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-10.png)
横(項目)軸ラベルの「編集」をクリックします。
![データソースの選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-11.png)
横軸のデータ選択を行います。
この場合、項目名である「年」を含めると年まで横軸に含まれてしまいます。
よって値だけを選択しましょう。
![横軸のデータを選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-12.png)
横軸に年が表示されるようになりました。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-13.png)
グラフタイトルは「件数」になっていますが
ここはダブルクリックで編集可能です。
また右クリックで削除することも可能です。
データラベルやデータテーブルの追加
グラフを右クリックし、データラベルやデータテーブルを
表示するとより見やすいグラフになります。
グラフをクリックし、グラフ要素から
データラベルやデータテーブルをクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-14.png)
![データラベルの追加例](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-15.png)
![データテーブルの追加例](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-16.png)
ただしデータ量が多くなってくると逆に見づらくなってしまうため
個人差はありますが10個を超えるような
データの場合はラベルやテーブルの使用は控えたほうが良いでしょう。
軸の調整
軸の表示数や表示範囲の調整が可能です。
それには縦軸を右クリックし「軸の書式設定」をクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-17.png)
軸の書式設定が表示されます。
![軸の書式設定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-18.png)
境界値の最小値を変更すると最も下の軸が変更されます。
例えば400にすると、軸の一番下が400になります。
リセットを押すと初期状態の0になります。
![軸の最小値を400に調整した状態](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-19.png)
グラフを効率的に見せるために有効な表現方法ですが
最小値を上げすぎるとグラフ中で小さい値が
0に等しく、または他の値より過剰に小さく見えてしまうため
切り捨て過ぎないようにすることが重要です。
また最小値以下の値は見えなくなってしまうため
データの最小値を下回らないようにも気を付ける必要があります。
次に軸の単位を調整すると線の数と間隔を調整可能です。
単位の主を100から200に変更しました。
![単位の主を100から200に変更](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/07/image-20.png)
軸線が200間隔になり減りました。
数値を大きくすると軸線が減り、小さくすると軸線が増えます。
あまり多くても読みづらいため4~6本を目安とすると良いでしょう。
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