Excel ローマ数字を算用数字(インド・アラビア数字)に変換する関数(ARABIC)

2020年5月14日

ARABIC関数は文字列のローマ数字を算用数字に変換する関数です。

ローマ数字で計算を行う際に、この関数で変換します。

ROMAN関数の逆の働きをします)

この記事では、その仕様と使い方を紹介します。

仕様

=ARABIC(文字列)
引数省略時の値説明
文字列省略不可数値に変換したい文字列(ローマ数字)を指定。
各引数の詳細

実行例

実行例は下記の通りです。

アルファベットで1文字づつ記述する必要があり、

大文字・小文字はどちらでも構いません。混在してもOKです。

ただし機種依存文字のローマ数字は#VALUEエラーとなります。

ARABIC関数の仕様結果一覧。環境依存文字のローマ数字はエラー

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には引数1の文字列を範囲で指定します。

スピルでARABIC関数を記述する例
スピルでARABIC関数を記述する例

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数1で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

D3に指定したARABIC関数がD8まで自動拡大
D3に指定したARABIC関数がD8まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

C3セルに入力するだけでよいため(C4以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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