Power Automate Desktop ローマ数字と算用数字(アラビア数字)を変換する方法
Power Automate Desktopでローマ数字と算用数字(アラビア数字)を相互変換する方法を紹介します。
ただしローマ数字は機種依存文字でなくアルファベットです。
目次
手順
Robin言語(コピー&ペースト用)
ローマ数字→算用数字(アラビア数字)
2つ目のアクションで書き込む値が変換されます。
Excel.LaunchExcel.LaunchUnderExistingProcess Visible: False Instance=> ExcelInstance
Excel.WriteToExcel.WriteCell Instance: ExcelInstance Value: $'''IV''' Column: 1 Row: 1
Excel.WriteToExcel.WriteCell Instance: ExcelInstance Value: $'''=ARABIC(A1)''' Column: 1 Row: 2
Excel.ReadFromExcel.ReadCell Instance: ExcelInstance StartColumn: 1 StartRow: 2 ReadAsText: False CellValue=> ExcelData
Excel.CloseExcel.Close Instance: ExcelInstance
算用数字(アラビア数字)→ローマ数字
2つ目のアクションで書き込む値が変換されます。
Excel.LaunchExcel.LaunchUnderExistingProcess Visible: False Instance=> ExcelInstance
Excel.WriteToExcel.WriteCell Instance: ExcelInstance Value: 4 Column: 1 Row: 1
Excel.WriteToExcel.WriteCell Instance: ExcelInstance Value: $'''=ROMAN(A1)''' Column: 1 Row: 2
Excel.ReadFromExcel.ReadCell Instance: ExcelInstance StartColumn: 1 StartRow: 2 ReadAsText: False CellValue=> ExcelData
Excel.CloseExcel.Close Instance: ExcelInstance
フロー作成
Power Automate Desktopだけでは手間がかかるためExcelシートを活用します。
「Excelの起動」を設置して「空のドキュメントを使用」で空ブックを作ります。
「Excel ワークシートに書き込み」を設置します。
項目 | 設定値 |
---|---|
書き込む値 | 以下の何れか ・変換するローマ数字(アルファベット) ・変換する算用数字(半角) |
書き込みモード | 指定したセル上 |
列 | 1 |
行 | 1 |
「Excel ワークシートに書き込み」をもう1つ設置します。
ローマ数字を算用数字に変換する場合はARABIC関数、
算用数字をローマ数字に変換する場合はROMAN関数を設定します。
項目 | 設定値 |
---|---|
書き込む値 | =ARABIC(A1) または =ROMAN(A1) |
書き込みモード | 指定したセル上 |
列 | 1 |
行 | 2 |
この数式の結果を「Excel ワークシートから読み取り」で取得すると
変換した結果を変数に取り込むことができます。
項目 | 設定値 |
---|---|
取得 | 単一セルの値 |
先頭列 | 1 |
先頭行 | 2 |
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