Excel 文字列を連結する(CONCATENATE関数)

2023年1月20日

English version.

CONCATENATEは複数の文字列を結合する関数ですが、

Excel2016以降に新バージョンであるCONCAT関数が追加されたため非推奨関数になっています。

過去バージョンのExcelとの互換性のため残されていますが

今後のバージョンアップで削除される可能性があり、CONCAT関数の方が機能面で優れています。

仕様

=CONCATENATE(文字列1 …省略… 文字列255)
引数省略時の値説明
文字列1~255省略不可連結する文字列かセルを指定。
255個まで8192文字まで指定可能。
引数の詳細

CONCAT関数ではセル範囲を指定できるため非常に使いやすくなっています。

実行例

引数に指定した順に連結されます。

通常の使用例

数値を指定すると文字として連結されます。

数値をCONCATENATE関数で連結する文字列に変換して連結される

日付はシリアル値になってしまいます。

日付をそのままCONCATENATE関数で連結するとシリアル値になる

そのためTEXT関数で文字列に変換してからCONCATENATE関数を使用する必要があります。

TEXT関数で文字列に変換してからCONCATENATE関数で連結

文字列連結演算子(&)との違い

&で結合するのと結果の違いはありません。

よって使いやすい方を使えば良いですが、連結数が多くなるほど,の区切る

CONCATENATE関数の方が数式を読みやすくなります。

逆に連結数が2~3個と少ない場合は手間の少ない&でよいでしょう。

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