Excel 文字列を連結する(CONCAT関数)
CONCAT関数はExcel2016で追加された関数で指定範囲の文字列を結合します。
これは既存のCONCATENATE関数の新しいバージョンです。
CONCATENATE関数は旧バージョンとの互換性のために
残されているだけで削除される可能性があります。
機能も向上しているため、CONCAT関数を使用しましょう。
仕様
=CONCAT(テキスト1 …省略… テキスト254)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
テキスト1~255 | 省略不可 | 結合する文字列またはセル範囲を指定 |
実行例
結合したいテキストをセル範囲で一括指定出来るためCONCATENATE関数や&より優れています。
関数名も短くなっているので連結が3個以上であればCONCATを使いましょう。
数字を指定すると文字として連結されます。(CONCATENATE関数同様)
日付はシリアル値になってしまいます。(CONCATENATE関数同様)
そのためTEXT関数で文字列に変換してからCONCAT関数を使用する必要があります。
スピル
セル範囲が前提の関数のため、そのままではスピルにはなりません。
=BYROW(A1:D2,LAMBDA(r,CONCAT(r)))
=BYCOL(A1:D2,LAMBDA(c,CONCAT(c)))
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