Excel 文字列の時刻をシリアル値に変換(TIMEVALUE関数)

2020年5月18日

TIMEVALUE関数は文字列で表現されている時刻を

時刻(シリアル値)に変換する関数です。

通常のセル入力では使用しませんが、

文字列を結合して時刻を作ったり

他アプリケーションから取り込んだ時刻が

文字列となっている場合があるので

それを時刻に変換したい場合などに使用します。

日付は切り捨てられてしまうため

そちらも含めて変換したい場合はVALUE関数を使用しましょう。

仕様

=TIMEVALUE(時刻文字列)
引数省略時の値説明
時刻文字列省略不可変換する文字列を指定
引数の詳細

実行例

結果として少数が表示されますが、

書式設定で表示形式を時刻に変更すると

時刻文字列に対応する時刻が表示されます。

TIMEVALUE関数の実行例。正常ケース、形式不正ケースなど

AM:PM指定と24時間指定両方が可能ですが、

半角スペースを挿み、後ろに入れる必要があります。

PMは12まで指定可能ですが、13以上はエラーとなります。

また日時で指定した場合は、日付部分が切り捨てられて時刻のみになります。

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には引数を範囲で指定します。

スピルでTIMEVALUE関数を記述する例
スピルでTIMEVALUE関数を記述する例

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

C3に指定したTIMEVALUE関数がC7まで自動拡大
C3に指定したTIMEVALUE関数がC7まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

C3セルに入力するだけでよいため(C4以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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