Excel 数値をドル($)形式の文字列に変換(DOLLAR関数)

2021年11月6日

DOLLAR関数は数値を指定し、通貨形式の文字列に変換する関数です。

この記事ではDOLLAR関数の仕様と実行例を紹介します。

仕様

=DOLLAR(数値,桁数)
引数省略時の値説明
数値省略不可ドル形式の文字列に変換する数値を指定。
桁数2表示桁数を指定。端数は四捨五入。
引数の詳細
桁数の値説明
-2百の位
-1十の位
0一の位
1小数点以下第1位
2小数点以下第2位
桁数の指定

実行例

先頭にドル($)マーク、端数は四捨五入され、3桁カンマ付文字列に変換されます。

数値以外は#VALUE!エラーとなります。

数値/桁数別、実行結果一覧

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には引数を範囲で指定します。

スピルでDOLLAR関数を記述する例
スピルでDOLLAR関数を記述する例

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

C3に指定したDOLLAR関数がC12まで自動拡大
C3に指定したDOLLAR関数がC12まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

C3セルに入力するだけでよいため(C4以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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