Excel マップグラフ(数値の大小を地図上に表現するグラフ)を作成する方法

2019年6月28日

マップグラフは数値の大小を地図で

表現するグラフです。

都道府県別の人口や売上といった

地域別の数値表現に使用します。

また国別も表現可能です。

都道府県別人口の例

出典:総務省統計局

人口が多いほど、色が濃くなる表現
人口が多いほど、色が濃くなる表現
カテゴリー別の表現
カテゴリー別の表現

手順

データの準備

このような地名と数字、

または地名とカテゴリーの

データを用意します。

この例ではカテゴリーは

人数の多さでA-B-Cと

区分けしています。

表示するデータ

地名の表記について

都道府県の表記はあっても無くても

問題ありません。

「東京」でも「東京都」でも

正常に表現してくれます。

ただし国名はルールが不明確で

試した限りでは下記のような感じでした。

OKな表記NGな表記
日本国日本
イギリスイギリス帝国、大英帝国
アメリカ、アメリカ合衆国USA
中華人民共和国中国
朝鮮民主主義人民共和国、北朝鮮
大韓民国、南朝鮮韓国

地図の元データがBingマップのため

その表記に従えば良いようです。

南朝鮮や北朝鮮は「お?」と思いましたが

GoogleマップもBingマップも英語がベースなので

そうなるのでしょう。(日本語だと蔑称寄りですが)

北朝鮮、南朝鮮表記

グラフ追加

用意したデータをセル選択し、

「挿入」より「マップ」、

「塗分けマップ」を選択します。

データを選択
「挿入」より「マップ」、「塗分けマップ」を選択

そして挿入場所を選択すれば

マップグラフが挿入されます。

追加されたマップグラフ

初期状態では全世界規模で表示されます。

日本だけの場合は見づらいので

グラフを右クリックして

データ系列の書式設定で調整します。

データ系列の書式設定を表示

「マップ投影」を「メルカトル」、

「マップ地域」を「データが含まれる地域のみ」

とすると見やすいでしょう。

ちょうど日本規模のマップになります。

日本のみの地図

データが九州沖縄だけであれば、

その地域だけということも可能です。

九州のみの地図

区分のような質的データの場合、

初期表示でこのようになります。

(データの表示地域は制限していますが)

質的データでの表示

初期配色は視認しづらいので

凡例をクリックして調整しましょう。

質的データのグラフ

利用上の注意点

手軽にリッチな見た目の資料を作成できるため

それを重視したプレゼンテーションには向きますが、

事実を正確に伝えるという点において

そこまで得意ではありません。

マップグラフは位置や範囲といった

数値以外の視覚情報が含まれるため

単純に地点間の数値の大小であれば

データのセルを単純にカラースケールで

色の強弱を付けたり、数値順で

並び替えをするほうが効果が高いです。

位置や範囲も考慮する必要があるなど

地図である必要がある場合のみ

マップグラフを使用しましょう。

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