Excel 動作環境についての情報を取得(INFO関数)

2020年5月21日

INFO関数はOSやエクセルのバージョンなど動作環境についての情報を取得する関数です。

取得出来る情報は複数ありますが、実用性のないものも多いため

そのあたりの注意も含めて紹介します。

仕様

=INFO(検査の種類)
引数省略時の値説明
検索の種類省略不可文字列を指定。詳細は後述。
引数の詳細

検査の種類

検査の種類内容
directory保存ディレクトリ (フォルダー) のパス名
numfile開かれているワークシートの枚数
originセルの参照形式
osversionオペレーティング システムのバージョン
recalc再計算モード 
releaseExcel のバージョン
system動作環境名

directory:保存ディレクトリ (フォルダー) のパス名

問題なく動作します。フォルダの情報が欲しい場合はCELL関数より効果的です。

numfile:開かれているワークシートの枚数

システムの隠しブックなども余計に集計されるため

想定通りの結果にはなりません。使い道は少ないでしょう。

ブック中のシート数を数える場合、(開いているシートではない)

SHEETS関数の方が便利です。

origin:セルの参照形式

A1 参照形式であれば「$A:$A$1」、

R1C1参照形式であれば「$A:R1C1」のような値を取得します。

$Aは固定でコロンのあとに最も左上に表示されているセル番地が表示されます。

参照形式判定に実用する場合、A1参照は絶対参照となることを利用して

下記のような数式を設定します。

=IF(MID(INFO(任意セル),4,1)="$","A1","R1C1")

osversion:OSのバージョン

見慣れた名称でなくWindowsの形式番号が出ます。

OS結果
Windows VistaWindows (32-bit) NT 6.00
Windows 7Windows (32-bit) NT 6.01
Windows 8Windows (32-bit) NT 6.02
Windows 10Windows (32-bit) NT 10.00

64bitでもbit数は32と出てしまうためそこは無視しましょう。

recalc:再計算モード

「自動」か「手動」が取得されます。こちらは問題なく使用可能です。

release:Excelのバージョン

見慣れた名称でなく形式番号が出ます。

理由は不明ですが2016と2019同じ16です。

アプリケーションバージョン
Excel 201014
Excel 201315
Excel 201616
Excel 201916

system:動作環境名

下記のように取得されます。

アプリケーション結果
Windows版Excelpcdos
Macintosh版Excelmac

関連記事

記事内で使用した関数

左・右より文字数を指定して文字列を切り出す(LEFT/MID/RIGHT関数)

関数の仕様と使い方の記事一覧