Excel 動作環境についての情報を取得(INFO関数)

2019年7月4日

INFO関数はOSやエクセルのバージョンなど

動作環境についての情報を取得する関数です。

取得出来る情報は複数ありますが、

実用性のないものも多いため

そのあたりの注意も含めて紹介します。

仕様

INFO(検査の種類)
<検索の種類>
文字列かセルで指定。詳細は後述

検査の種類

下記の通り対応します。

検査の種類内容
directory保存ディレクトリ (フォルダー) のパス名
numfile開かれているワークシートの枚数
originセルの参照形式
osversionオペレーティング システムのバージョン
recalc再計算モード 
releaseExcel のバージョン
system動作環境名

directory:保存ディレクトリ (フォルダー) のパス名

問題なく動作します。

フォルダの情報が欲しい場合は

CELL関数より効果的です。

numfile:開かれているワークシートの枚数

システムの隠しブックなども

余計に集計されるため

想定通りの結果にはなりません。

使い道は少ないでしょう。

ブック中のシート数を数える場合、

(開いているシートではない)

SHEETS関数を使用します。

origin:セルの参照形式

A1 参照形式であれば「$A:$A$1」、

R1C1参照形式であれば「$A:R1C1」の

ような値を取得します。

$Aは固定でコロンのあとに

最も左上に表示されている

セル番地が表示されます。

参照形式判定に実用する場合

A1参照は絶対参照となることを利用して

下記のような数式を設定します。

IF(MID(INFO(任意セル),4,1)="$","A1","R1C1")

osversion:OSのバージョン

見慣れた名称でなくWindowsの形式番号が出ます。

Windows VistaWindows (32-bit) NT 6.00
Windows 7Windows (32-bit) NT 6.01
Windows 8Windows (32-bit) NT 6.02
Windows 10Windows (32-bit) NT 10.00

64bitでもbit数は32と出てしまうため

そこは無視しましょう。

recalc:再計算モード

「自動」か「手動」が取得されます。

こちらは問題なく使用可能です。

release:Excelのバージョン

見慣れた名称でなく形式番号が出ます。

理由は不明ですが2016と2019同じ16です。

名称バージョン
Excel 201014
Excel 201315
Excel 201616
Excel 201916

system:動作環境名

下記のように取得されます。

Windows版Excelpcdos
Macintosh版Excelmac

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