Excel セルの様々な情報を取得(CELL関数)

2019年9月12日

CELL関数は指定したセルの

書式やロック状況など

様々な情報を取得します。

用途のないようなものや

他の方法の方が良いものもあります。

そのあたりも併せて紹介してい行きます。

仕様

CELL(検査の種類,対象範囲)

<検査の種類>
文字列かセルを指定。指定内容は後述。
<対象範囲>
検査するセルを指定。

実行例

検査の種類別に記述します。

☆マークのあるものは

より良い方法があり

そちらも紹介しています。

address:参照文字列

指定したセルの範囲の

最も左上のアドレスを取得します。

結果は絶対参照になります。

この記事のような使い方があります。

☆col:列番号

指定したセルの範囲の

最も左上の列番号を取得します。

ただし同一機能がCOLUMN関数で

実現可能なためこちらの方がよいでしょう。

color:負数の色設定の有無

指定セルが負数の際に

色が変わる書式であれば1

そうでなければ0を返します。

「#,##0_ ;[赤]-#,##0」のような

[赤]を含む書式が1になります。

contents:指定セルの値

セルの値を返します。

単純なセル参照と結果は同じため

あえて使う必要はありません。

filename:ファイルのパスとシート名

ファイルの保存場所と

対象セルのシート名を返します。

ファイルを保存していなければ

空白になります。

filenameの結果

文字列操作関数と組み合わせて

ファイル名やシート名を取得します。

ディレクトリのみが欲しい場合は

INFO関数の方が効率的です。

format:表示形式

設定されている書式を返します。

表示形式コードがそのまま取得される分けでなく

F0のようなコードが返ります。

表示形式戻り値
全般G
0F0
#,##0,0
0.00F2
#,##0.00,2
$#,##0_);($#,##0)C0
$#,##0_);[赤]($#,##0)C0-
$#,##0.00_);($#,##0.00)C2
$#,##0.00_);[赤]($#,##0.00)C2-
0%P0
0.00%P2
0.00E+00S2
# ?/? または # ??/??G
m/d/yy または m/d/yy h:mm または mm/dd/yyD4
d-mmm-yy または dd-mmm-yyD1
d-mmm または dd-mmmD2
mmm-yyD3
mm/ddD5
h:mm AM/PMD7
h:mm:ss AM/PMD6
h:mmD9
h:mm:ssD8

明確な法則性があるのは

先頭の1文字のため

LEFT関数で先頭1文字を切り出し

判定する用途には使えます。

  • F:カンマなし数値
  • ,:カンマあり数値
  • C:通貨記号あり数値
  • P:パーセント表示
  • S:指数表示

parentheses:()で囲む数値か否か

正の値またはすべての値を()で囲む書式がセルに

設定されている場合は 「1」

設定されていない場合は 「0」

あまり使うことはないでしょう。

prefix:セルの文字位置

下記のような値になります。

文字位置戻り値
左詰め'
右詰め
中央揃え^
両揃え\
その他“"

protect:セルロックの有無

ロックされているセルであれば「1」

そうでなければ「0」を返します。

☆row:行番号

指定したセルの範囲の

最も左上の行番号を取得します。

ただし同一機能がROW関数で

実現可能なためこちらの方がよいでしょう。

☆type:入力値の種類

入力値の種類によって

戻り値が変わります。

種類戻り値
空白b
文字列l
その他v

空白はISBLANK関数、

文字列はISTEXT関数、

他にも数値はISNUMBER関数、

論理値はISLOGICAL関数があるため

そちらの使用を推奨します。

width:小数点を切り捨てたセル幅

標準フォントで何文字分の

セル幅かを取得します。

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