Excel 指定範囲内の数をランダムで取得(RANDBETWEEN関数)
RANDBETWEEN関数は最小値と最大値を指定して、その間のランダムな数(乱数)を取得する関数です。
ランダムな値のリストの作成や確率を表現することに使用します。
同じくランダムな値を出す関数にはRAND関数がありますが
このRANDBETWEEN関数の方が、使い勝手と数式の見やすさが優れているため、こちらの使用を推奨します。
ただExcel2019以降はRANDARRAY関数が追加されています。
関数を保存するシートに組み込む場合や大量の乱数を発生させたい場合には
RANDARRAY関数の方が優れているため、こちらの使用の検討もお勧めします。
仕様
=RANDBETWEEN(最小値,最大値)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
最小値 | 省略不可 | 乱数の最小値を整数で指定 |
最大値 | 省略不可 | 乱数の最大値を整数で指定 |
使用例
1~10を発生させる例です。
セルを入力モードにしてから解除するなど、再計算が発生するタイミングでこの数値は更新されます。

RAND関数と違い簡便な数式で実現可能です。
ただしRANDBETWEEN関数は整数のみです。
しかし少数を発生させたい場合も割り算で少数にすれば問題ありません。
1%~100%が欲しい場合、1~100の整数で出して100で割ります。

Excelを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1,400ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方、関数の解説(140種類)、
頻出テクニックと実用例(109種類)、
XLOOKUP関数、LET関数、シートビュー、LAMBDA関数、スピルなど便利な新機能を紹介。
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。