Excel VLOOKUP関数で画像を取得する方法

2023年1月16日

VLOOKUP関数で取得する方法はありませんが同様の流れで画像を検索する方法はあり、

XLOOKUP関数INDEXとMATCHの組み合わせを使います。

(タイトル詐欺に近いですがVLOOKUPで検索する方が多いので)

この記事では、その方法を紹介します。

手順

下のような表を例に紹介します。

名前、営業、画像の項目があるサンプル表、一覧表シートのキャプチャ
一覧表シート

次に検索用のシートを作り、画像用のセルに何れかの画像を複製します。

空の検索シートに画像を貼り付けた状態のキャプチャ

このままでは名前セルを変更しても画像セルはりんごのままです。

次に「数式」より「名前の定義」を選択します。

「数式」より「名前の定義」を選択するキャプチャ

「名前の編集」ウインドウが表示されるので値を入力します。

「名前」欄は任意ですが「画像」としておきます。

次にXLOOKUP関数INDEXとMATCHの組み合わせ

どちらを使用する関数を決定します。

使用する関数特徴
XLOOKUP関数数式が簡潔なので基本的にはこちらを選択
INDEXとMATCHの組み合わせXLOOKUP関数が反映されていないExcelでも使用可能

参照範囲には下記の数式を入力します。

XLOOKUP関数の場合

XLOOKUP(検索キー,一覧表の検索列の範囲,一覧表の画像項目の範囲)
「名前の編集」ウインドウに「名前」と「参照範囲」を入力するキャプチャ(XLOOKUP関数の場合)

INDEXとMATCHの組み合わせの場合

INDEX(一覧表の画像項目の範囲,MATCH(検索キー,一覧表の検索列の範囲,0),0)
「名前の編集」ウインドウに「名前」と「参照範囲」を入力するキャプチャ(INDEXとMATCHの組み合わせの場合)
一覧表の指定セル範囲
一覧表の指定セル範囲
検索シートの指定セル範囲
検索シートの指定セル範囲

参照範囲の設定が終わったら名前の編集を保存します。

そして画像を選択し、数式バーに入力します。

=画像
画像に数式を設定した状態のキャプチャ

名前に合わせて画像が変わる状態になります。

名前をバナナに変更した状態のキャプチャ

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