UiPath Excel 範囲を読み込み アクティビティ

2020年11月1日

「範囲を読み込み」はセルに一括で値を読み込むアクティビティです。

範囲に書き込み」の対になる機能で、

データテーブルに値をセットするアクティビティの一種です。

この記事ではその使い方と機能を紹介します。

アクティビティの使い方

まず「Excel アプリケーション スコープ」を設置し

ブックのパスに読み込むファイルを指定します。

そして「Excel アプリケーション スコープ」の中に

「範囲を読み込み」をドラッグします。

「Excel アプリケーション スコープ」の中に「範囲を読み込み」をドラッグする図解

そして「範囲を読み込み」アクティビティの

「入力-シート名」と「入力-範囲」プロパティに

データを読み込む対象を指定し「出力-データテーブル」プロパティに

読み込んだデータを受け取るDataTable変数を指定します。

プロパティに値を指定する図解

DataTable変数は行列のある二次元表を格納する変数の型です。

ブラウザの表(Table)やExcelの範囲から読み込んだデータなどを格納します。

これを「繰り返し(各行)」に使用すれば1行ごとに特定の処理を行えます。

またExcelの「範囲に書き込み」でExcelブックに転記することや

CSVに書き込む」でCSVに転記することが可能です。

データテーブル変数をCSVとExcelに書き込むサンプル

このUiPathを起動したら読み込み元のExcelから

書き込み先のExcelとCSVに値を保存します。

読み込み元Excel
読み込み元Excel
書き込み先Excel
書き込み先Excel
書き込み先CSV
書き込み先CSV

色などの書式設定は転記されません。

色を設定する場合は「範囲の色を設定」や

範囲をコピー/貼り付け」を使用する必要があります。

プロパティ

共通

表示名のキャプチャ

表示名はデザイナーパネルに反映されます。

同じアクティビティが複数ある場合は

どのシートの、どんな値を読み込むかを表示名に入れておきましょう。

入力

入力のキャプチャ
項目名説明
シート名読み込む対象のシート名を指定します。
範囲読み込む対象の範囲を指定します。
A1:C3のようにExcelと同様の指定です。

出力

読み込んだ情報を受け取るDataTable型の変数を指定します。

出力のキャプチャ

オプション

読み込みの付加情報を指定します。

項目名説明
フィルターの使用ONにした場合、非表示になっているセルを除外して読み込みます。
ヘッダーの追加ONにした場合、読み込み範囲の先頭行をヘッダー行(項目行)として扱います。
表示形式の維持「表示形式を保持」をチェックすると、数値や日付を読み込む際に
セルの書式を反映した文字列で読み込みます。
例えばセルに日付が入力されていて年月日で表示している場合、
セルに日付が年月日が入力されている状態のキャプチャ
チェックなしではDatetime型のデータで受け取ります。
「表示形式を保持」のチェックなしで取り込んだキャプチャ
チェックありではExcelの表示通りのString型で受け取ります。
「表示形式を保持」のチェックありで取り込んだキャプチャ
数値の場合、カンマ区切りや0埋めなどで同様の動作を行います。

その他

UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。

機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。

プライベートのキャプチャ

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