Excel 指定範囲内(行・列)で重複を削除(UNIQUE関数)

2022年9月24日

UNIQUE関数は2019年に実装されたスピルの関連関数で、

指定範囲内の重複データを削除する関数で重複の削除の関数版にあたります。

この記事では、UNIQUE関数の使い方や

既存機能(重複を削除)との比較を紹介します。

仕様

=UNIQUE(配列, 列の比較, 回数指定)
引数省略時の値説明
配列省略不可重複を削除するセルの範囲を指定
列の比較FALSE重複削除の方向を指定
・TRUE…列方向(横)
・FALSE…行方向(縦)
回数指定FALSE表示方法を指定
・TRUE…一意のデータのみ表示
・FALSE…重複を削除して表示

使用例

引数1:配列

重複削除後のリストを表示する最も左上のセルに

関数を入力すると引数1に指定したセル範囲の

行方向に重複が削除された結果が表示されます。

数式を入力したセル以外にも関数が自動拡大されますが、

この部分はゴーストと呼ばれるセルで編集不可能です。

(編集すると#SPILLエラー

UNIQUE関数の基本的な使用例

引数2:列の比較

この引数にTRUEを指定すると重複削除の方向が縦から横に変わります。

(省略すると縦方向)

列の比較の指定例

引数3:回数

この引数にTRUEを指定すると重複していないデータのみ表示されます。

(省略すると重複削除して表示)

全て重複している場合、#CALCエラーになります。

複数のセル範囲を対象にする

VSTACK関数・HSTACK関数で複数の範囲を対象にすることが可能です。

既存機能(重複を削除)との比較

これまで重複削除するにはデータをセルに貼り付けた後、

「データ」より「重複を削除」を選択する手作業が発生していましたが、

UNIQUE関数により、その部分を省略・自動化することが可能で

定期的に必要なルーチンワークであれば大幅な業務改善に繋がります。

逆に非定型作業であれば既存の機能の方が使い勝手が良いでしょう。

ただしOffice365や2019以降でしかUNIQUE関数は使えないため

それ以外のバージョンでは重複の削除だけが選択肢です。

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