Power Automate 「メールの送信(SMTP)」アクション

2024年2月26日

English version.

「メールの送信(SMTP)」は任意のタイミングでメールを送信するアクションです。

この記事では、その使い方を紹介します。

利用方法

フローにステップを追加する際に「SMTP」コネクタを選択します。

「アクション」より「メールの送信」を選択します。

最初に利用する場合は接続設定が必要なので

プロバイダなどから提供される情報を入力しましょう。

接続名はPowerAutomateに保存される任意の名前です。

メールアドレスの一部などのメールが送信されるか分かる名前がよいでしょう。

保存した接続名はマイ コネクションに表示されます。

新しい接続の追加を行うとログイン先を登録できます。

「メールの送信」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。

項目省略時の値説明
差出人省略不可メールの差出人アドレス(From)を指定
宛先省略不可メールの送信先アドレス(To)を指定
件名省略不可メールのタイトルを指定
本文省略不可メールの本文を指定。
変数中に改行を入れる場合は<br>タグの指定が必要
差出人Office365のコネクタに設定したユーザメールの差出人(Office365ユーザ)を指定
CC空白メールの送信先アドレス(CC)を指定
BCC空白メールの送信先アドレス(BCC)を指定
添付ファイルの名前「添付ファイル コンテンツ」指定時、省略不可添付ファイル名を指定。複数指定可
添付ファイル コンテンツ空白添付ファイルの内容を指定。
ファイル関連アクションの動的コンテンツの「ファイル コンテンツ」。
複数指定可。
重要度Lowメールの重要度を指定
・Low
・Normal
・High
開封確認メッセージ空白開封確認のメールアドレスを指定します。
配信確認メッセージ空白配信確認のメールアドレスを指定します。

差出人と宛先のメールアドレスはENTERキーで確定させて

下のような状態にしないと指定しても削除されてしまいます。

Outlookのメールアドレス指定例

最低限、差出人、宛先、本文、件名を指定して保存し、

フローを起動すればメールが送信されます。

このメールはメーラーを利用しないため

差出人のメールボックスに送信済みアイテムとして残りません。

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