Power Automate 「フォルダー メタデータの取得(SharePoint)」アクション

2023年12月11日

English version.

「フォルダー メタデータの取得(SharePoint)」は

フォルダーのIDを指定してSharePointの任意のファイルの

付加情報(フォルダー名や更新者など)を取得するアクションです。

特定のフォルダーの情報を定期チェックするなどの用途が想像されますが、

IDが分かっている=メタデータ全体を取得できている場合が多いため

利用する頻度は比較的、低いと思われます。

この記事では、その使い方を紹介します。

利用方法

フローにステップを追加する際に「SharePoint」コネクタを選択します。

「アクション」より「フォルダー メタデータの取得」を選択します。

「フォルダー メタデータの取得」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。

項目必須説明
サイト アドレスメタデータを取得するフォルダーの保存されているSharePointのグループを指定します。
ファイル識別子メタデータを取得するフォルダーを指定します。
(項目名はそのうち修正されると思います)

ピッカーで指定するか、他のアクションの動的なコンテンツからIDを指定します。
/Shared Documents/の下のフォルダーを指定することが多いでしょう。

ピッカーで指定した場合はフォルダーパスに見えますが、表示だけで中身はIDです。
指定フォルダーを削除してから、同名フォルダーを作成しても別として扱われてしまいます。
(フォルダーが存在しないエラーとなるので、フロー上で再指定が必要)

動的なコンテンツ

後続のステップで使用する代表的な項目は以下の通りです。

項目変数の種類内容
Id文字列空白。
ItemId文字列ファイル識別子。
Name文字列ファイル名。
拡張子は式で抽出します。
Path文字列ファイルのフルパス。
MediaType文字列ファイルのMINEタイプ
IsFolderブール・True … フォルダー
・False … ファイル
LastModified文字列日時最終更新日時
Size整数ファイルのバイト数
SharePointファイルのメタデータ一覧

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