Power Automate 前日・月初日・月末日・月の日数を取得する方法

2024年3月7日

日時の操作方法を紹介します。

手順

この例ではフローの実行日を対象に取得しますが、

アクションに利用する日付を変更すれば別の日付でも応用可能です。

日付はyyyy-MM-dd形式のテキストでも構いません。

前日

時間からの減算」アクションを設置し次のように設定します。

項目設定値
基準時間前日を算出する日時
間隔1
時間単位

時間からの減算」の結果の動的コンテンツ「算出時間」が前日に日付になります。

月初日

タイムゾーンの変換」アクションを設置し次のように設定します。

項目設定値
基準時間月初日を算出する日時
書式設定文字列yyyy-MM-01

タイムゾーンは状況によって変わります。

現在の時刻」アクションで取得した場合は、(UTC)協定世界時が変換元、

(UTC+09:00)大阪、札幌、東京が変換先になります。

変換する必要がない場合は、同じタイムゾーンを指定します。

タイムゾーンの変換」アクションの結果の動的コンテンツ「算出時間」が前日に日付になります。

月末日

まず最初に翌月の月初日を作成します。

それには前述の月初日の手順で、月末日を算出する月の月初日(1日)を利用します。

時間への追加」アクション を設置し次のように設定します。

項目設定値
基準時間月末日を算出する月の1日
間隔1
時間単位ヵ月

時間への追加」の動的コンテンツ「算出時間」が翌月の月初日になります。

そして「時間からの減算」を設置し次のように設定します。

項目設定値
基準時間翌月の月初日
間隔1
時間単位

時間からの減算」の動的コンテンツ「算出時間」が月末日になります。

月の日数

前述の手順で作成した月末日を利用します。

「変数を初期化する」を設置して次のように設定します。

(メール本文などに式を直接指定しても構いません。式の参考情報

項目設定値
名前任意の変数名
種類整数
@dayOfMonth(body('時間からの減算'))

アクションが実行されると月の日数になります。

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