Power Automate Desktop 指定フォルダーが既に存在している場合の対処方法

何らかのフォルダーを作成するアクションを利用する場合、

対象のフォルダーが既に存在すると都合が悪く対処が必要な場合があります。

対処方法

存在する場合にメッセージで通知する

何かしら利用者への通知を行いたい場合は

フォルダーが存在する場合」アクションで事前を設置して存在チェックします。

「フォルダーが次の場合」を「存在する」を選択し

チェックするフォルダーパスを指定します。

フォルダーが存在する場合」アクションのブロックの下に

既に存在していることを伝えるメッセージを設置します。

フォルダーの選択ダイアログを表示」で別フォルダーを指定してもらうのも有効です。

存在しない場合のみ特定のアクションを行う

逆に存在しない場合にのみ特定のアクションを行いたい場合は

「フォルダーが次の場合」を「存在しない」を選択して

その下にアクションを設置すると、

不要なアクションを行わずに済ませることが可能です。

既存フォルダーの名前を変更する

フォルダーを保存するアクションの実行前に

フォルダーの名前を変更」を利用して

既にあるフォルダーをリネームして残すことも有効です。

発生頻度にもよりますが、変更後の名前には

ランダム テキストの作成」の結果や

現在の日時を取得する」と「datetime をテキストに変換」を利用して実行日時を追加すると

フォルダー名の重複なしに名前を変更することが可能です。

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