Power Automate 「empty」関数(配列が空かを調べる)
emptyはPower Automateの式に使用する関数で、
配列(アレイ)に要素が1つ以上、存在するかを調べる関数です。
emptyはこれとは別にテキストが1文字以上かを調べる同名の関数も存在します。
仕様
empty(<collection>)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
collection | 省略不可 | 調べる対象の配列 |
利用方法
多くの場合、「条件」の中で利用されます。
その後のアクションで結果を使用するために、
種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。
「式」タブ、emptyをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。
今回は例としてアレイ変数[]を用意しています。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。
例のように empty(variables('アレイ変数')) とすると、
要素のない空配列のため結果は True(はい) になります。
この関数(または変数)を「条件」の左、
中央に「次の値に等しい」、右に「true」に設定した場合、
「はいの場合」がTrue(空配列である)、
「いいえの場合」がFalse(空配列でない)の動作になります。
Power Automateを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。
Word-A4サイズ:1500ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、
頻出テクニック、実用例を紹介。(目次)
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴)
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。