Power Automate 「empty」関数(空テキストかを調べる)
emptyはPower Automateの式に使用する関数で、
テキストが0文字かを調べる関数です。
emptyはこれとは別に配列内に要素が1つ以上、存在するか調べる同名の関数も存在します。
仕様
empty('<text>')
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
text | 省略不可 | 調べる対象のテキスト |
利用方法
多くの場合、「条件」の中で利用されます。

その後のアクションで結果を使用するために、
種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。

「式」タブ、emptyをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように empty('') とすると、
文字数0の空文字のため結果は True(はい) になります。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

この関数(または変数)を「条件」の左、
中央に「次の値に等しい」、右に「true」を設定した場合、
「はいの場合」がTrue(空文字である)、
「いいえの場合」がFalse(空文字でない)の動作になります。

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