Power Automate 「utcNow」関数

2023年10月9日

English version.

utcNowはPower Automateの式に使用する関数で、現在日時を取得します。

「現在の時刻(日時)」アクションと同様の機能です。

仕様

utcNow('<format>')
引数省略時の値説明
formatyyyy-MM-ddTHH:mm:ss.fffffffZ結果の形式を指定します。(任意項目)
各引数の詳細

利用方法

多くの場合、種類が「文字列」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。

「式」タブ、utcNowをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

ボタンをクリックして次のような表示になれば設定完了です。

この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

関数を実行する現在時刻が取得されます。

結果の形式を変えたい場合は引数にフォーマットを指定します。

動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

動的なコンテンツを式で取得する方法

現在の日付のみを取得したい場合は引数を指定するか、startOfDay関数を利用します。

Power Automateを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事

日付と時刻関数の記事一覧