Power Automate 「formatDateTime」関数
formatDateTimeはPower Automateの式に使用する関数で、
日時を任意形式のテキストに変換します。
parseDateTimeとは使い方次第で機能が重複する部分もありますが、
formatDateTime は主に日時→テキスト、
parseDateTimeは主にテキスト→日時を行います。
仕様
formatDateTime('<timestamp>', '<format>', '<locale>')
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
timestamp | 省略不可 | 変換元の日時を指定します。 |
format | 空白 | 変換後の形式を指定します。 任意項目ですが、ほぼ毎回、指定します。 |
locale | 既定のロケール | テキストのロケールを指定します。 完全名(dddd)や省略名(ddd)などを利用する場合に影響します。 任意項目ですが、既定のロケールが日本でない場合が多いため、 完全名や省略名で日本の表記を利用する際は、 'ja-jp' と指定します。 |
利用方法
多くの場合、種類が「文字列」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。
「式」タブ、formatDateTimeをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
引数として1つめに変換する日時、2つめにフォーマットを指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。
ボタンをクリックして次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。
関数を実行すると1つめの引数に指定した日時が、
2つめの引数に指定した日時に変換されます。
例えばformatDateTime('2022-05-15T22:15:30.0000000', 'yyyyMMdd HHmmss') と指定すると
20220515 221530 が結果になります。
3つめの引数のロケールは完全名(dddd)や省略名(ddd)などを利用する場合に影響します。
例えば formatDateTime('2022-05-15T22:15:30.0000000', 'MMMM dddd') と指定すると
多くの場合、既定のロケールがアメリカのため結果が英語になります。
日本語の表記にしたい場合は、ロケールに'ja-jp'を指定します。
formatDateTime('2022-05-15T22:15:30.0000000', 'MMMM dddd','ja-jp')
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