Power Automate 「項目の取得(SharePoint)」アクション

English version.

SharePoint上のリスト項目の情報を取得するアクションです。

パラメーターとしてリスト項目としてIDを必要としますが、

多くの場合、動的コンテンツとしてIDがある状態では、他の情報も取得可能です。

そのため、このアクションの利用頻度は低いです。

多くのケースでは「複数の項目を取得」を利用する方が有効です。

例えばファイルなどにリスト項目のIDのみを保存していて、

そこから他の情報を取得したい場合に利用します。

利用方法

フローにステップを追加する際に「SharePoint」コネクタを選択します。

「アクション」より「項目の取得」を選択します。

「項目の更新」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。

パラメーター

サイトのアドレス

情報を取得したいリスト項目が存在するSharePointのグループを指定します。

リスト名

情報を取得したいリスト項目が存在するリストを指定します。

ID

取得対象のリスト項目のIDを指定します。

IDを取得するには多くの場合、以下のトリガーやアクションの動的なコンテンツを利用します。

しかし、これらのトリガーやアクションは「項目の取得」で取得する情報も動的なコンテンツに含んでいます。

そのため「項目の取得」を利用する必要がなく、

IDをファイルなどに保存しているケースなどに限ります。

動的なコンテンツ

動的なコンテンツとして指定したリスト項目の値が取得可能です。

「ID」は項目を操作するアクションの指定に利用可能です。

Power Automateを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事

Power Automate 「SharePoint」の記事一覧