Excel VLOOKUP関数で空白の検索結果を0ではなく、空白のままで取得する方法

2019年5月23日

概要

VLOOKUP関数の検索結果が空白の場合、

そのままでは空白ではなく、

0が表示されてしまいます。

VLOOKUP関数の検索結果(空白)が0になる例
VLOOKUP関数の検索結果(空白)が0になる例

このような場合に、空白または0以外を

表示する方法を紹介します。

手順

空白として表示したい場合(空文字を文字列結合)

VLOOKUP関数の数式に

空文字を文字列結合させるだけの

シンプルな方法です。

VLOOKUP関数&""
VLOOKUP関数に空文字を文字列結合
VLOOKUP関数に空文字を文字列結合

検索結果が実際に0の場合は、

表示も0になります。

文字列

検索結果が実際に0の例(文字列扱いのため左寄せになっている)
検索結果が実際に0の例(文字列扱いのため左寄せになっている)

データの種類についての補足(文字列・数値)

基本的にこれで問題ありませんが、

数式によっては文字列として

扱われる場合があります。

また書式設定の右寄せか左寄せは

どちらかに固定するしかないため

文字列と数値が混在する場合、

表示が好ましくありません。

(混在することはレアケースでしょうが)

ISNUMBER関数でFALSE。文字列として認識されている
ISNUMBER関数でFALSE。文字列として認識されている

その場合は次に記載する、

IF関数の方法を使用すると

問題なく処理できます。

空白以外で表示したい場合(IF関数)

「-」や「※空白」など

空白以外を表示したい場合は

IF関数を使用します。

=IF(VLOOKUP関数="","※空白の時に表示したい文字列",VLOOKUP関数)

2つのVLOOKUP関数は全く同じ指定をします。

空白の場合、指定の文字を表示
空白の場合、指定の文字を表示
空白以外の場合、検索結果を表示
空白以外の場合、検索結果を表示

この方法であれば結果結果が数値の場合、

そのまま数値として扱われます。

数値は数値として扱われる
数値は数値として扱われる

先述の文字列結合の方法で不都合がある場合、

※空白の時に表示したい文字列”を

空白にすれば解決します。

空白を空白で表示
空白を空白で表示

文字列結合の方法とIF関数の方法の比較

基本的には文字列結合を使えば良いのですが、

幾らか問題もあるので両方の方法の

メリット・デメリットを比較します。

メリットデメリット
文字列結合・記述がシンプル・数値を取得する場合、データの種類が問題になる場合あり
・裏技に近く、この方法を知らない人が見ると何を意図した文字列結合か分かりづらい。
IF関数・作成者以外が見ても数式の意図が掴みやすい
・データの種類が問題にならない
・任意の表示が可能
・VLOOKUPを冗長に記述する必要があり数式が複雑になる

サンプルファイル

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