Excel 印刷出来ない文字を削除する(CLEAN関数)

2020年5月15日

セル内改行やタブ(TAB)文字、他のアプリケーションやOSからインポートした場合に

含まれていた制御文字などを削除した文字列を返す関数です。

この記事ではCLEAN関数の仕様と実行例を紹介します。

仕様

=CLEAN(文字列)
引数省略時の値説明
文字列省略不可対象の文字列を指定。
各引数の詳細

実行例

セル内改行とタブ(TAB)文字を削除する場合の実行例です。

CLEAN関数の実行例(セル内改行とタブ(TAB)文字の削除)

タブ(TAB)文字は見えませんが、メモ帳などに張り付けると空白として表示されます。

B3セルをメモ帳に張り付けた例
B3セルをメモ帳に張り付けた例
C3セルをメモ帳に張り付けた例
C3セルをメモ帳に張り付けた例

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には引数を範囲で指定します。

スピルでCLEAN関数を記述する例
スピルでCLEAN関数を記述する例

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

C3に指定したCLEAN関数がC6まで自動拡大
C3に指定したCLEAN関数がC6まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

C3セルに入力するだけでよいため(C4以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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関数の活用例

セル内改行の挿入・削除・置換の方法

2つの文字列が同じかを比較(EXACT関数)

数値コードに対応する文字を取得(CHAR関数)

単語間のスペースを1つ残して、単語間と前後の不要なスペースを削除(TRIM関数)

CLEAN関数と同様にデータを綺麗にする場合に使用します。

関数の仕様と使い方の記事一覧