Excel セル内改行の挿入・削除・置換の方法

2020年5月14日

メモ帳などのテキストエディタでは[Enter]キーで改行を行えますが

Excelの場合、[Enter]キーではセルの入力確定と移動になってしまいます。

この記事では、一つのセル内に改行を記述したい場合の入力方法を紹介します。

手順

折り返し設定の確認

「折り返して全体を表示する」設定になっていないと改行が反映されません。

セル内改行を入れると自動的にこの設定になりますが、

入れても反映されない場合は確認してみましょう。

書式設定ウインドウで「折り返して全体を表示する」設定

「ホーム」からも確認および変更可能です。

メニューの書式設定ウインドウで「折り返して全体を表示する」設定

「縮小して全体を表示する」になっている場合は「折り返して全体を表示する」に変わります。

通常セルの場合

挿入

改行したい位置で[Alt]キーと[Enter]キーを同時押しで改行が挿入されます。

削除

メモ帳などのテキストエディタと同様に

[BackSpace]キーや[Delete]キーで削除することが可能です。

検索・置換

[Ctrl]キーと[J]キーの同時押しでセル内改行が一つ、入ります。

目には見えませんがセル内改行が「検索する文字列」の中に入っています。

「検索と置換」ウインドウ。「検索する文字列」の中にセル内改行が入っている状態

キーを押した数だけ改行が続くため複数回押してしまうと

セル内改行一つだけの場所が検索にかからなくなります。

連続する改行を検索したい場合は、その数だけキーを押して検索します。

数式セル

挿入

数式の場合、CHAR(10)がセル内改行として扱われます。

改行を挟んで二つのセルの文字列を

文字列結合したい場合には、CHAR関数を使用します。

CHAR(10)でセル内改行を挿入した例

削除

CHAR(10)を数式から削除します。

検索置換

CHAR関数による改行は[Ctrl]キーと[J]キーの同時押しでは

検索対象に合致しません。

「検索と置換」ウインドウ。「検索する文字列」の中にセル内改行が入っている状態

「検索する文字列」にCHAR(10)を指定します。

関数を使用した削除(通常・数式共通)

CLEAN関数

CLEAN関数はセル内改行以外にも印刷できない文字を削除する関数です。

改行以外も削除される場合がありますが問題が発生することは少ないでしょう。

CLEAN関数による削除

SUBSTITUTE関数

SUBSTITUTE関数はセル内改行のみを削除したい場合に使用します。

[Alt]キーと[Enter]キーでの改行も削除されます。

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