Excel 判定式の結果(論理値)を反転させる(NOT関数)

2020年5月21日

NOT関数は論理値を反転させる関数で

TRUEはFALSEとなり、FALSEはTRUEとなります。

AND関数やOR関数を併用することの多い関数です。

使用上の注意点

NOT関数は可能な限り使用を控えるべき関数です。

否定は認識が難しいためで、特にIF関数に組み込んだ場合、

偽のケースが二重否定となり悪影響が酷くなります。

よって可能な限りNOT関数は避けIF関数の偽のケースだけで

済ませられないかを検討しましょう。

仕様

=NOT(論理式)
引数省略時の値説明
論理式省略不可反転させる論理値や判定式を指定。
引数の詳細

実行例

実行結果はこのようになります。

同じ判定式でも真偽、逆の結果となります。

NOT関数の実行例

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には引数を複数セルの範囲で指定します。

スピルでNOT関数を記述する例(B3セル)
スピルでNOT関数を記述する例(B3セル)

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数1で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

C3に指定したNOT関数がC4まで自動拡大
C3に指定したNOT関数がC4まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

C3セルに入力するだけでよいため(C4以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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