【Excel初心者向け】3ステップでExcelが上達する方法と学習ロードマップ

2025年5月20日

目次

はじめに

この記事では、Excel初心者が中級者へステップアップするための具体的な学習方法と手順を紹介します。会社の新人教育や事務職員向けの社内講座で10年以上活用し成果を上げてきた、実践的なExcel上達法です。

Excelをこれから始める方は、まず基本を知るために以下の記事もご覧ください。 【Excel初心者向け】Excelとは何か?基本機能と習得メリットを解説

Excel初級者から上級者までのレベル定義

Excelのスキルレベルには一般的な明確な基準が存在しないため、この記事では次のように定義します。自分の現在地と目標地点を確認しましょう。

レベルできること目安となる資格
初級者事務処理や資料作成を支障なく行えるMOSスペシャリストレベル(一般)
中級者・関数や各機能を利用して業務効率化ができる
・データ集計や分析ができる
・MOSエキスパートレベル(上級)
・ビジネス統計スペシャリスト
上級者・マクロやOfficeスクリプトで自動化ができる
・社内の相談役やトレーナーとして貢献できる
・VBAエキスパート
・ITパスポート/基本情報技術者試験

初心者からステップアップする3つの段階

第一段階:基本操作をマスターする

初めてExcelを使う方や基本操作に不安がある方は、まずこの段階からスタートしましょう。

基本操作を知る方法

実際に手を動かして学ぶ

入門書籍やオンライン教材を見ながら、実際に操作してみることが大切です。このとき、すべての操作をいきなり覚えようとする必要はありません。「Excelでできること」と「機能の名前」を知ることが最初の目標です。

具体的には以下のような基本操作から始めましょう:

  1. データの入力方法
  2. 表の作成と編集
  3. 簡単な計算式の入力
  4. シートの操作
  5. 印刷の設定
  6. 日常的に使う

覚えたい操作は日常的に使うことで自然と身につきます。メモ帳代わりにExcelを使ったり、家計簿を作ったりするなど、日常生活でも活用してみましょう。

操作方法がわからないときは検索する習慣をつける

操作方法が分からない場合は、その都度Excelのヘルプ機能やインターネット検索で調べる習慣をつけましょう。全ての操作を暗記する必要はなく、「必要なときに調べられる力」が重要です。

おすすめの初心者向け記事

1日1記事のペースで読み進めると、約1ヶ月で基本操作が身につきます。

Excel初心者向け記事一覧

第二段階:資格取得に挑戦する

基本操作に慣れてきたら(目安は半年程度の使用経験)、資格取得にチャレンジしましょう。

おすすめの資格

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

Excelの資格としては最も認知度が高く、就職・転職時にも評価されます。まずはスペシャリスト(一般)レベルを目指しましょう。

MOSの概要と受験方法

資格取得のポイント

  • 最新バージョンを選ぶ - バージョンは長く有効な最新版を選びましょう
  • 試験は随時受験可能 - 準備ができたタイミングで受験できます
  • 受験料について - 10,000円前後と比較的高額なため、経済的な負担が大きい場合は無理に受験する必要はありません。資格試験の出題範囲を学ぶこと自体がスキルアップにつながります

第三段階:実践的なスキルを身につけ、中級者を目指す

基本操作ができるようになったら、次は業務効率化につながるスキルを身につけましょう。ここからが本当の意味でのExcelの「活用」が始まります。

覚えておきたい重要な関数と機能

IF関数 - 条件分岐の基本

IF関数は条件によって結果を変える関数です。例えば、テストの点数から合格/不合格を自動判定するなど、人間が行う判断をExcelに任せることができます。

基本構文

=IF(論理式, 真の場合の値, 偽の場合の値)

具体例: 80点以上を「合格」、それ未満を「不合格」と表示する場合

=IF(A1>=80, "合格", "不合格")

詳しい使い方は以下の記事をご覧ください: IF関数の解説記事

VLOOKUP関数とXLOOKUP関数 - 表の検索

これらの関数は大量のデータから必要な情報を探し出す際に非常に役立ちます。例えば、商品コードから商品名や価格を自動で表示するなど、手作業では時間がかかる作業を一瞬で行えます。

VLOOKUP関数(古いバージョンでも使用可能):

=VLOOKUP(検索値, 検索範囲, 列番号, 検索方法)

XLOOKUP関数(Microsoft 365のExcelまたはExcel 2021以降で使用可能)

=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 返値範囲, 見つからない場合)

詳しい使い方は以下の記事をご覧ください: VLOOKUP関数の解説記事 XLOOKUP関数の解説記事

ピボットテーブル - データ分析の強力なツール

ピボットテーブルは、大量のデータを集計・分析するための機能です。例えば、部署別の売上集計や月別の経費分析など、さまざまな角度からデータを見ることができます。

ピボットテーブルの主な活用法

  • 売上データの商品別・地域別集計
  • アンケート結果の集計・分析
  • 経費データの部門別・月別集計

詳しい使い方は以下の記事をご覧ください: 基本的なピボットテーブルの作成方法

データの可視化テクニック

数字の羅列だけでは伝わりにくい情報も、グラフや色分けを使うことで一目で理解できるようになります。

おすすめの可視化テクニック

  • グラフ機能を使った視覚的な表現
  • 条件付き書式による色分け
  • スパークラインによるミニグラフの表示

詳しい使い方は以下の記事をご覧ください: 基本的なグラフと適切な場面 データ可視化を簡単に。色分け・棒グラフ表示で見やすく セルに簡易グラフを表示する(スパークライン機能)

中級者向けの資格取得

さらにスキルアップしたい方は、以下の資格取得を目指すとよいでしょう:

  • MOSエキスパートレベル(上級) - Excelの高度な機能を証明する資格
  • ビジネス統計スペシャリスト - データ分析に特化した資格

ここでも、資格そのものよりも、資格取得のための学習過程で身につけるスキルが重要です。

上級者への発展:業務自動化とDX推進

Excelの高度な活用ができるようになったら、次はマクロやVBAを使った業務自動化にチャレンジしてみましょう。ただし、すべての方が上級者を目指す必要はありません。職場での役割や自身のキャリアプランに合わせて検討しましょう。

上級者ができること

  • マクロ/VBAやOfficeスクリプトを使った業務の自動化
  • 社内システムとExcelの連携によるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進
  • Excel活用のトレーナーや相談役として社内貢献

上級者向けの資格

  • VBAエキスパート - ExcelのVBAプログラミングスキルを証明する資格
  • ITパスポート/基本情報技術者試験 - IT全般の知識を証明する国家資格

よくある質問

Q1: Excelを学ぶのにどれくらいの期間が必要ですか?

A:基本操作は1か月から3か月程度で習得可能ですが、実務で使いこなせるようになるには、一般的に6か月から1年程度の実践経験が目安となります。ただし、学習頻度や方法によって個人差があります。

Q2: Excelの学習におすすめの教材はありますか?

A: 初心者には実際の操作画面が多く掲載された入門書籍やオンライン講座がおすすめです。当ブログのExcel初心者向け記事一覧も参考にしてください。

Q3: Excel以外のスプレッドシートソフトでも同じスキルが活かせますか?

A: 基本的な考え方や多くの機能は、Google スプレッドシートなど他のソフトでも応用できます。ただし、細かい操作方法や一部の高度な機能は異なる場合があります。

Q4: MOSの資格は就職や転職に有利ですか?

A: 特に事務職や経理職においては、Excelの活用能力を客観的に示すものとして評価されることがあります。ただし、資格の有無よりも実務における活用経験が重視される傾向も見られます。

Q5: Excelのどの機能から学ぶべきですか?

A: まずは基本的なデータ入力、表作成、簡単な計算式(SUM、AVERAGE)から始め、慣れてきたらIF関数、VLOOKUP関数、ピボットテーブルの順で学ぶとよいでしょう。

まとめ:Excel上達のロードマップ

Excelの上達には段階的な学習が効果的です。この記事で紹介した3つのステップを参考に、ご自身のペースで着実にスキルアップしていきましょう。

  1. 基本操作をマスターする
  1. 実際に手を動かして基本機能を知る
  2. 操作方法は都度調べればOK
  3. 初心者向け記事で基礎固め
  4. 資格取得に挑戦する
  1. MOSスペシャリスト(一般)レベルを目指す
  2. 資格取得に向けた学習過程で体系的な知識を身につける
  3. 実践的なスキルを磨く
  1. IF関数、VLOOKUP/XLOOKUP関数を使いこなす
  2. ピボットテーブルでデータ分析
  3. グラフや条件付き書式でデータを可視化

Excel初心者の方も、この順序で学習を進めることで、無理なく着実にスキルアップが期待できます。学習中に困った際は、当ブログの関連記事も参考にしてください。

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  • 109種類の実用的なテクニックと具体例を紹介
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