Excel COUNTIFS関数で不等号を文字列として扱う方法

2024年8月4日

English version.

IF付(条件判定付き)の集計関数で先頭に<や>を指定すると大小判定として扱われ

"<〇〇〇>"のような文字列は正常に集計できません。

大小符号でCOUNTIF関数が成功しない例

これが問題になるのは文字列を検索するCOUNTIF関数COUNTIFS関数です。

この記事では不等号から始まる文字列をカウントするための方法を紹介します。

手順

文字列結合で検索条件の先頭に"="を付けると意図通りの集計結果となります。

対応するキャプチャ

以上、以下は「<=、>=」と 右に=なため

最も左に=を添えることで判定の意味のある文字が

最初に=で終わることになり<と>が文字列として扱われているのだと思われます。

Excel完全マスター: 関数・テクニック・新機能を網羅した決定版ガイド

本書は、Excelの基礎から応用まで、包括的に学べるガイドブックです。当サイトの豊富な情報を、電子書籍向けに最適化し、読みやすく再構成しました。

【本書の特徴】

  • 情報量:Word-A4サイズ換算で1,400ページ相当
  • 基本操作から高度なテクニックまで、段階的に学習可能
  • 140種類の関数を詳細に解説
  • 109種類の実用的なテクニックと具体例を紹介
  • 最新機能(XLOOKUP関数、LET関数、シートビュー、LAMBDA関数、スピル等)を徹底解説

【対象読者】

  • Excel初心者からプロフェッショナルまで
  • 体系的にExcelスキルを向上させたい方
  • 業務効率化を目指すビジネスパーソン
  • データ分析や可視化のスキルを磨きたい方

【本書の強み】

  • 実務に即した例題と解説
  • 視覚的な図表やスクリーンショットで理解を促進
  • 最新のExcelバージョンに対応した内容
  • 著者の長年の経験に基づく、実践的なTipsを多数収録

【更新とサポート】

  • 常に最新の情報を反映するため、定期的に内容を更新
  • 最新版の入手方法:Amazonカスタマーサポートへお問い合わせください

【入手方法】

  • 買い切り:950円
  • Kindle Unlimited:読み放題プランで利用可能

Excelマスターを目指す方、業務効率を劇的に向上させたい方に、自信を持っておすすめできる一冊です。この1冊で、Excelの可能性を最大限に引き出す力が身につきます。

関連記事

COUNTIFS関数でワイルドカード(*?)を文字列として扱う方法

SUMIF関数やCOUNTIF関数で「以上」「以下」を指定する方法

「重複する値を強調」で不等号<>から始まる文字を正常に処理する方法

IF系関数の使い方・活用方法の記事一覧