Power Automate 「ファイルのコピー(Google Drive)」アクション
「ファイルのコピー(Google Drive)」は
URLで指定したファイルGoogle Driveに保存するアクションです。
これと同様の機能はOneDriveでは「ファイルのコピー」でなく、
「URL からのファイルのアップロード」のため今後、名称が変更される可能性があります。
(Googleの履歴にもアップロードとして残ります)
この記事では、その使い方を紹介します。
利用方法
フローにステップを追加する際に「Google Drive」コネクタを選択します。
「標準」の少し下の方にあります。

「アクション」より「ファイルのコピー」を選択します。

「ファイルのコピー」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。
「URL からのファイルのアップロード」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。
項目 | 内容 |
---|---|
ソース URL | 保存するファイルをURLで指定。 |
宛先ファイル パス | 保存場所をパス(ファイル名込み)で指定。ピッカーがないのでキー入力のみ。 |
上書きしますか? | 「対象ファイルのパス」に既にファイルが存在する場合の動作を指定。 ・はい:対象ファイルを上書き ・いいえ:エラーして中断 |

このアクションを実行するとソースURLのファイルが宛先ファイル パスに保存されます。
動的なコンテンツ
後続のステップで使用する代表的な項目は以下の通りです。
保存したファイルについての付加情報が取得可能です。
項目 | 変数の種類 | 内容 |
---|---|---|
Id | 文字列 | ファイル・フォルダーの識別子。 |
Name | 文字列 | ファイル名・フォルダー名 |
Path | 文字列 | フルパス。 そのままでは使いづらいので文字列操作が必要な場合が多いです。 |
MediaType | 文字列 | ファイルのMINEタイプ |
LastModifiedBy | 文字列 | 最終更新者のユーザ名 |
LastModified | 文字列(日時) | 最終更新日時 |
Size | 整数 | ファイルのバイト数 |
取得できるのは付加情報のみです。
ファイルの内容であるファイルコンテンツが必要な場合はIdを利用して
「IDによるファイルコンテンツの取得」アクションで取得します。
Power Automateを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、
頻出テクニック、実用例を紹介。(目次)
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴)
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。