Power Automate 「メールに返信します(Gmail)」アクション
「メールに返信します(Gmail)」はGmailの指定メールに返信を行うアクションで、
メーラーの自動応答のような働きをします。
この記事では、その使い方を紹介します。
利用方法
このアクションに利用にはメールのメッセージIDが必要です。
自動化したクラウド フローを作成する必要があります。
初期状態のまま使うと全てのメールに自動返信してしまうため
必要に応じてトリガー部分で宛先や件名などで条件を指定しましょう。

トリガーの後続にステップを追加する際に「Gmail」コネクタを選択します。

「アクション」より「メールに返信します」を選択します。

「メールに返信します」ステップが追加されるのでオプションを設定します。

項目 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
メッセージID | ● | 返信するメールを指定します。 トリガーの動的なコンテンツ「メッセージID」を 指定する場合が殆どです。 |
ボディ | メールの本文を指定。 変数中に改行を入れる場合は<br>タグの指定が必要 | |
全員に返信 | はい(TRUE)…CCも返信先に含める いいえ(FALSE)か省略…差出人のみを返信先にする | |
添付ファイルの名前 | 「添付ファイル コンテンツ」指定時、省略不可 | 添付ファイル名を指定。複数指定可 |
添付ファイル コンテンツ | 「添付ファイルの名前」指定時、省略不可 | 添付ファイルの内容を指定。 ファイル関連アクションの動的コンテンツの「ファイル コンテンツ」。 複数指定可。 |
終了 | 返信メールのToに指定のメールアドレスを追加します。差出人には常に返信します。 (終了の表記はそのうち修正されるかと…) | |
CC | 返信メールのCCに指定のメールアドレスを追加します。 | |
BCC | 返信メールのBCCに指定のメールアドレスを追加します。 | |
件名 | 指定した場合は固定の件名で返信します。 省略した場合は元の件名の先頭に「RE:」が付与されます。 | |
重要度 | メールの重要度を指定 ・Low ・Normal ・High |
メールアドレスはENTERキーで確定させて
下のような状態にしないと指定しても削除されてしまいます。
