Power Automate 「タスクの詳細を取得する(Planner)」アクション

2022年8月15日

「タスクの詳細を取得する(Planner)」は既存タスク

メモ、添付ファイル、チェックリストの情報を取得するアクションです。

この記事では、その使い方を紹介します。

利用方法

フローにステップを追加する際に「Planner」コネクタを選択します。

「アクション」より「タスクの詳細を取得する」を選択します。

「タスクの詳細を取得する」ステップが追加されるので情報を取得するタスクを選択します。

ここにはコネクタのログインユーザーが

担当者として割り当てられているタスクが表示されます。

タスク IDのセレクトボックスには

現在、コネクタのログインユーザが参照できるタスクの一覧が表示されますが、

タスクは基本的に短期で完了して入れ替わるものであり

固定のタスクを指定し続けることは希であると考えられます。

よって現実的にはトリガーやアクションの動的なコンテンツで

タスク IDを取得して指定することが多いでしょう。

それには「カスタム値の入力」を選択してから動的なコンテンツを指定します。

これによりトリガーの反応したタスクの情報を取得したり、

タスクを一覧表示します」アクションで複数のタスクを取得して

条件」アクションで特定の条件に合致するタスクを対象とするような動きになるでしょう。

動的なコンテンツ

その後のステップで動的なコンテンツとしてタスクの情報を取得することが可能です。

項目種類説明
ID文字列タスクの一意識別子。
説明文字列メモ。
チェックリストアレイ(配列)チェックリストの一覧が
アレイ(配列)として格納されています。
コントロールの「Apply to each」の中で
動的なコンテンツを利用可能です。(後述)
参照アレイ(配列)添付ファイルの一覧が
アレイ(配列)として格納されています。
コントロールの「Apply to each」の中で
動的なコンテンツを利用可能です。(後述)
Plannerタスクの詳細情報

チェックリストの「Apply to each」内で利用可能な動的なコンテンツです。

項目種類説明
ID整数チェックリストの一意識別子。
タイトル文字列タスク名。
チェック済みであるブール・チェック済み…True
・チェックなし…False
Plannerタスクのチェックリスト情報

参照の「Apply to each」内で利用可能な動的なコンテンツです。

項目種類
別名文字列表示するテキスト。
リソース リンク文字列URL。
参照先はファイルの場合もあればWebの場合もあります。
参照の種類文字列参照の種類。
・PowerPoint
・Word
・Excel
・OneNote
・Project
・Visio
・Pdf
・Pdf
・Other
Plannerタスクの参照情報

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