Power Automate Desktop 「Excel ワークシートからセルをコピー」アクション

2023年3月17日

English version.

「Excel ワークシートからセルをコピー」は指定セル範囲をコピーするアクションです。

コピーした内容は「Excel ワークシートにセルを貼り付け」でペーストします。

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利用方法

まず「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」に対象のファイルを指定し、

「アクション」の「Excel」、「詳細」より

「Excel ワークシートからセルをコピー」をドラッグします。

パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。

転記を行うには、このアクションの後に「Excel ワークシートにセルを貼り付け」で

別のセル範囲にペーストする必要があります。

パラメータ

Excel インスタンス

対象のExcelファイルを「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」で

生成された変数を指定します。

コピーモード

コピーするセル範囲の設定方法を選択します。

選択によって追加で指定するパラメータが変わります。

もし対象ファイルに複数のシートがあるファイルの場合は、

どのシートがアクティブになっているか不明確なため

アクティブなExcelワークシートの設定」でシートも指定しておきましょう。

単一のセルの値

「先頭列」と「先頭行」でセル位置を指定します。

両方1を指定するとA1セルをコピーします。

セル範囲の値

次のように指定するとA1~E21の範囲の値をコピーします。

選択範囲の値

選択している範囲の値をコピーします。

この場合、追加で指定するパラメータはありません。

ワークシートに含まれる使用可能なすべての値

現在アクティブなシート全体をコピーします。

追加で指定するパラメータはありません。

生成された変数

このアクションには存在しません。

エラー発生時

必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。

何らかの理由でコピーに失敗するとエラーが発生します。

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