Power Automate Desktop 「Excel ワークシートから列における最初の空の行を取得」アクション

2023年3月24日

English version.

アクティブなワークシートの列を指定して、その列の最初の空行を取得するアクションです。

Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」の列指定版です。

同じシートに複数の表があり、どちらの空行かを指定したいケースではこちらのアクションが有効です。

取得対象がアクティブシートなので複数シートが存在する場合は、

アクティブなExcelワークシートの設定」でシートも指定しましょう。

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利用方法

まず「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」に対象のファイルを指定し、

「アクション」の「Excel」、「詳細」より

「Excel ワークシートから列における最初の空の行を取得」をドラッグします。

パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。

パラメータ

Excel インスタンス

対象のExcelファイルを「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」で

生成された変数を指定します。

指定した列から取得します。1を指定するとA列を対象とします。

3を指定するとC列を対象とします。

下の表に対して実施すると結果としてこのようになります。(黄色は空白)

結果
13
24
36
47
58
61

生成された変数

FirstFreeRowOnColumn

結果の行数が格納されます。

エラー発生時

必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。

列指定の不正など、何らかの理由で取得に失敗するとエラーが発生します。

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