Power Automate Desktop 「Excel ワークシートから削除する」アクション
セルまたはセル範囲を削除するアクションです。
(2021年8月のアップデートで追加されたアクションです)
利用方法
まず「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」に対象のExcelファイルを指定し
「アクション」の「Excel」、「詳細」より
「Excel ワークシートから削除する」をドラッグします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-123.png)
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-122.png)
パラメータ
Excel インスタンス
データを読み取りExcelファイルを「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」で
生成された変数を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/03/image-346.png)
取得
削除する範囲を指定します。
選択によって追加で指定するパラメータが変わります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-124.png)
単一のセルの値
1セルのみを削除します。
「先頭列」と「先頭行」でセル位置を指定します。
両方1を指定するとA1セルを削除します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/03/image-348.png)
もし複数のシートがあるファイルの場合は、
どのシートがアクティブになっているか不明確なため
「アクティブなExcelワークシートの設定」でシートも指定するほうが無難です。
セル範囲の値
セル範囲を削除します。
この場合、先頭だけでなく最終行と列も指定します。
次のように指定するとA1~E21のセル範囲を削除します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/03/image-351.png)
方向をシフトする
削除後に左か上のどちらかにシフトするかを選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-125.png)
エラー発生時
必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-126.png)
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