Power Automate 指定期間内の営業日数を取得する方法
Power Automateで指定期間内の営業日数を取得する方法を紹介します。
手順
Power Automateだけでは手間がかかるのでExcelシートを活用します。
まずExcelブックに「祝日」シートを用意してA列に土日以外の休日を列挙します。
この時、B列とC列の情報はなくても問題ありません。
またヘッダ行はなしで1行目からデータ行とします。
計算用のシートはテーブルに変換しておきます。
先頭行は項目です。項目名は任意ですが「No」、「開始日付」、「終了日付」、「数式」としています。
そして2行目に次のデータ行を用意します。
項目 | 値 |
---|---|
No | 1 |
開始日付 | 任意 |
終了日付 | 任意 |
数式 | =NETWORKDAYS(B2,C2,祝日!A:A) |
このExcelシートはPower Automateからアクセス可能な
OneDriveかSharePointにおいておきます。
保存後、Power Automateのフローを作成します。
トリガーの次に「行の更新」アクションを設置して次のように設定します。
項目 | 設定値 |
---|---|
場所~テーブル | ブックの置き場所とテーブル名 |
キー列 | No |
キー値 | 1 |
開始日付 | 営業日数を出したい期間の開始日付 |
終了日付 | 営業日数を出したい期間の終了日付 |
「行の更新」アクションの動的なコンテンツ「数式」の中に営業日数が格納されます。
営業日数は文字列(String)で取得されます。
計算などに利用する場合はint()で整数に変換する必要があります。
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