Power Automate 英字の大文字・小文字を変換する方法

Power Automateで英字の大文字・小文字を変換する方法を紹介します。

手順

Power Automateだけでは手間がかかるのでExcelシートを活用します。

Excelブック内にはテーブルを1つ用意します。

1行に1列目に変換対象のテキストし、B~D列に

変換するためのExcel関数を指定し、対象をA列にします。

  • 先頭のみ大文字するPROPER関数
  • 全て大文字にするUPPER関数
  • 全て小文字にするLOWER関数
項目
No1
テキスト任意
PROPER=PROPER(A2)
UPPER=UPPER(A2)
LOWER=LOWER(A2)

先頭行は項目です。項目名は任意ですが「No」、「テキスト」、「PROPER」、

「UPPER」 、「LOWER」としています。

そして2行目に次のデータ行を用意します。

このExcelシートはPower Automateからアクセス可能な

OneDriveかSharePointにおいておきます。

保存後、Power Automateのフローを作成します。

トリガーの次に「行の更新」アクションを設置して次のように設定します。

項目設定値
場所~テーブルブックの置き場所とテーブル名
キー列No
キー値1
テキスト変換したいテキスト

行の更新」アクションの動的なコンテンツ「PROPER」「UPPER」「LOWER」の中に

それぞれの結果が格納されます。

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