Power Automate 「lastIndexOf」関数
lastIndexOfはPower Automateの式に使用する関数で、
指定テキストが最後に合致する開始位置を取得します(最も右の一致テキスト)。
仕様
lastIndexOf('<text>', '<searchText>')
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
text | 省略不可 | 調べるテキスト(長いテキスト) |
searchText | 省略不可 | 検索する部分テキスト(短いテキスト) |
利用方法
lastIndexOf関数はテキストや数値のパラメーターに使用します。
アクションでは多くの場合、「条件」の中で利用されます。

または種類が「整数」の変数の初期化か設定の際の「値」に利用されます。
(この使い方か、文字列編集の数式に組み込むのがメイン)
「式」タブ、lastIndexOfをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

結合するテキストを’囲み,区切りで指定し、OKをクリックします。
動的なコンテンツや変数を利用する場合、,区切りは同じですが、
特殊な指定を行います。(動的なコンテンツを式で取得する方法)

次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように lastIndexOf('abcdefabc','abc') とすると、
一致する箇所が複数ある場合は最後に一致する(最も右)の結果を取得されるため
結果は2つ目めの「abc」の開始位置の 6 になります(先頭の場合は0)。
類似関数のindexOfの場合は一番左の結果の 0 になります。
大文字・小文字を区別しないため、lastIndexOf('abcdefAbc','aBc') でも結果は同じです。
見つからなかった場合は-1になります。

この値をそのまま利用することは稀で、何らかのテキスト編集に利用することが多い関数です。
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