Power Automate 「substring」関数
substringはPower Automateの式に使用する関数で、
指定テキストから任意の位置・長さの部分文字列を切り出す関数です。
sliceと似ていますが、どこまで切り出すかの指定が
文字数(substring)か位置(slice)かの点が異なります。
仕様
substring('<text>', '<startIndex>', <length>)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
text | 省略不可 | 切り出し元のテキスト |
startIndex | 省略不可 | 切り出しの開始位置(先頭が0の数値) |
length | startIndexから text末尾までの長さ | 切り出す文字数。(数値) 省略した場合、startIndexから末尾までの長さ |
利用方法
substring関数はテキストのパラメーターに使用します。

その後のアクションで結果を使用するために、
種類が「文字列」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。

「式」タブ、substringをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
そして元のテキストを'で囲んで指定、次に'なしで開始位置と切り出す文字数を指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように substring('あいうえお',1,2) とすると結果は いう になります。

最後の引数(長さ)省略可能で、この場合は開始位置から末尾までになります。
substring('あいうえお',2) とすると結果は うえお になります。


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