Power Automate 「ticks」関数
ticksはPower Automateの式に使用する関数で、
指定の日時が0001年1月1日から、どれだけの100ナノ秒が経過しているかを取得します。
用途は少ないですが、Excelの日付シリアルの計算などに使うことがあります。
仕様
ticks('<timestamp>')
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
timestamp | 省略不可 | 計算元の日付を指定します。 |
利用方法
多くの場合、種類が「整数」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。

「式」タブ、ticksをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

引数として1つめに日時を指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。
ボタンをクリックして次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。


2022年5月15日のシリアルは次のように算出します。
add(div(sub(ticks('2022-05-15'),ticks(‘1900-1-1’)),864000000000),2)
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