Power Automate Desktop Excelブックに1行ずつ空白行を挿入

2023年3月18日

English version.

1行ずつ空白行を挿入するフローを紹介します。

Robin言語

Power Automate Desktopにコピー&ペーストして利用可能です。

Excel.LaunchExcel.LaunchAndOpenUnderExistingProcess Path: $'''C:\\Test\\Test.xlsx''' Visible: False ReadOnly: False Instance=> ExcelInstance
Excel.SetActiveWorksheet.ActivateWorksheetByName Instance: ExcelInstance Name: $'''Sheet1'''
Excel.GetFirstFreeColumnRow Instance: ExcelInstance FirstFreeColumn=> FirstFreeColumn FirstFreeRow=> FirstFreeRow
LOOP LoopIndex FROM FirstFreeRow TO 3 STEP -1
    Excel.InsertRow Instance: ExcelInstance Index: LoopIndex
END
Excel.CloseExcel.CloseAndSave Instance: ExcelInstance

フロー作成

Excelの起動」で対象のブックを開きます。

項目設定値
Excel の起動次のドキュメントを開く
ドキュメント パス操作対象のExcelブック
「Excel の起動」のパラメーター設定

次に「Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」を設置します。

項目名設定値備考
Excel インスタンス%ExcelInstance%「Excel の起動」の生成された変数
「Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」のパラメーター設定

次に「Loop」を設置します。

上から行を追加すると行数が変わってうまく動かないため、

下から行を追加していきます。

項目名設定値備考
開始値%FirstFreeRow%「Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」の生成された変数
終了3行挿入を止める位置を指定します。
増分-1「無効な値」と出る場合がありますが、保存可能です。
「ループ」のパラメーター設定

次に「Loop」の中に「Excel ワークシートに行を挿入」を設置します。

項目名設定値備考
Excel インスタンス%ExcelInstance%「Excel の起動」の生成された変数
行インデックス%LoopIndex%「Loop」の生成された変数
「Excel ワークシートに行を挿入」のパラメーター設定

最後に「Excelを閉じる」でファイル保存します。

このフローを実行すると、1行ずつ空白行を挿入します。

実行前
実行後

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