Power Automate Desktop Excelブックに1行ずつ空白行を挿入
1行ずつ空白行を挿入するフローを紹介します。
Robin言語
Power Automate Desktopにコピー&ペーストして利用可能です。
Excel.LaunchExcel.LaunchAndOpenUnderExistingProcess Path: $'''C:\\Test\\Test.xlsx''' Visible: False ReadOnly: False Instance=> ExcelInstance
Excel.SetActiveWorksheet.ActivateWorksheetByName Instance: ExcelInstance Name: $'''Sheet1'''
Excel.GetFirstFreeColumnRow Instance: ExcelInstance FirstFreeColumn=> FirstFreeColumn FirstFreeRow=> FirstFreeRow
LOOP LoopIndex FROM FirstFreeRow TO 3 STEP -1
Excel.InsertRow Instance: ExcelInstance Index: LoopIndex
END
Excel.CloseExcel.CloseAndSave Instance: ExcelInstance
フロー作成
「Excelの起動」で対象のブックを開きます。
項目 | 設定値 |
---|---|
Excel の起動 | 次のドキュメントを開く |
ドキュメント パス | 操作対象のExcelブック |
次に「Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」を設置します。
項目名 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
Excel インスタンス | %ExcelInstance% | 「Excel の起動」の生成された変数 |
次に「Loop」を設置します。
上から行を追加すると行数が変わってうまく動かないため、
下から行を追加していきます。
項目名 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
開始値 | %FirstFreeRow% | 「Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」の生成された変数 |
終了 | 3 | 行挿入を止める位置を指定します。 |
増分 | -1 | 「無効な値」と出る場合がありますが、保存可能です。 |
次に「Loop」の中に「Excel ワークシートに行を挿入」を設置します。
項目名 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
Excel インスタンス | %ExcelInstance% | 「Excel の起動」の生成された変数 |
行インデックス | %LoopIndex% | 「Loop」の生成された変数 |
最後に「Excelを閉じる」でファイル保存します。
このフローを実行すると、1行ずつ空白行を挿入します。
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