Power Automate Desktop ファイル名をワイルドカードで検索する方法
ファイル名に対してワイルドカードを利用して、複数ファイルを検索に一致させる方法を紹介します。
手順
「フォルダー内のファイルを取得する」を設置します。
「フォルダー」に検索対象のフォルダーを指定し、
「ファイル フィルター」にワイルドカード付きのファイル名を指定します。
ワイルドカードは1文字の?と、複数文字の*が利用可能です。
次のようなワイルドカードを頻繁に利用します。
フォルダーフィルター指定 | 取得対象 |
---|---|
* | すべてのファイル |
Test* | 名前がTestで始まるファイル |
Test*.xlsx | 名前がTestで始まるExcelファイル |
*.xlsx | Excelファイル |
*Test* | 名前にTestを含むファイル |
Test.xlsx | 名前がTest.xlsxのファイルのみ(結果は1つのみ) |
Test?.xlsx | Test1.xlsx、Test2.xlsx、Test3.xlsxなど |
検索結果の利用には「For each」を設置して、
「反復処理を行う値」に「フォルダー内のファイルを取得する」の
生成された変数の%Files%を指定します。
「For each」の中で各ファイル操作アクションのファイル指定に
%CurrentItem%を指定すると検索結果のファイルに操作が可能です。
行う操作は移動、コピー、削除、名前変更、読み込みが主になります。
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