Excel 様々な方法で表示されている値のみを集計(SUBTOTAL関数)
SUBTOTAL関数は非表示のセルの値除外して集計する関数です。
非表示のセルも全て集計対象としますが、
SUBTOTAL関数は非表示のセルを集計対象から除外します。
仕様
=SUBTOTAL(集計方法,参照1 …省略… 参照254)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
集計方法 | 省略不可 | データの集計方法を示す数値を指定。詳細は後述。 |
参照1~254 | 省略不可 | 集計対象となるセル範囲を指定。 |
集計方法の値
フィルターで非表示となったセルは常に集計対象から除外されますが、
書式設定で非表示となっているセルを除外するか否かは設定値で変わります。
集計方法 (非表示を含める) | 集計方法 (非表示を除外する) | 関数 |
---|---|---|
1 | 101 | 平均:AVERAGE |
2 | 102 | 個数:COUNT |
3 | 103 | 空白以外の個数:COUNTA |
4 | 104 | 最大:MAX |
5 | 105 | 最小:MIN |
6 | 106 | 積:PRODUCT |
7 | 107 | 標本標準偏差:STDEV |
8 | 108 | 標準偏差:STDEV.P |
9 | 109 | 合計:SUM |
10 | 110 | 不遍分散:VAR |
11 | 111 | 標本分散:VARP |
使用例
フィルタを使う表全般に使用が適切です。
今回は日毎の数字(ランダム)を用意し、曜日でフィルタリングします。
B3セルはSUBTOTAL関数と同じ範囲のSUM関数です。
フィルタで土曜日と日曜日のみとしました。
SUBTOTAL関数の集計結果は表示セルのみとなりましたが、
SUM関数では集計値は変わりません。(非表示も含む)
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