Excel セルが空白の場合、未入力を通知する方法

2020年5月29日

Excelで定型化された書類(申請書など)を作成する場合、

必須項目の未入力で提出されることを防ぐために

シート上でなんらかのアラートを表示したい場合があります。

この記事では空白のセルを検知して通知する方法を紹介します。

手順

方法はIF関数と条件付き書式と入力規則の三つがあります。

方法手間ユーザへの通知能力
IF関数〇:少ない×:低い
条件付き書式△:中間△:中間
入力規則×:多い〇:高い

これらは単独で使用しても、組み合わせて使用しても構いません。

IF関数

下記のような数式を設定し文字列色を赤くします。

エラーメッセージは任意です。

=IF(入力欄のセル="","エラーメッセージ","")
IF関数による実現例

セルが未入力の場合、赤文字で入力を促すメッセージが表示されます。

条件付き書式

「ホーム」、「条件付き書式」、「セルの強調表示ルール」、「その他のルール」を選択します。

「ホーム」、「条件付き書式」、「セルの強調表示ルール」、「その他のルール」を選択

「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択し「セルの値」を「空白」に変更します。

「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択し「セルの値」を「空白」に変更

書式ボタンを押下し、空白時の書式を設定します。

背景色を赤系の色にすると効果的です。

書式設定後、OKボタンを押下します。

書式ボタンを押下し、空白時の書式を設定

セルが空白の場合、設定した書式が反映されるようになります。

セル未入力時に背景色が赤くなる例

入力規則

入力規則を利用した場合、空白が入力されると同時にダイアログを表示して通知します。

条件(数式)設定

設定するには「データ」より「データの入力規則」を選択します。

「データ」より「データの入力規則」を選択

「入力値の種類」を「ユーザ設定」に変更し、「空白を無視する」のチェックを外します。

そして数式にINDIRECT関数ADDRESS関数ROW関数、COLUMN関数を下記のように設定します。

=INDIRECT(ADDRESS(ROW(),COLUMN()))<>""
入力規則の設定例

エラーメッセージ設定

次に「エラーメッセージ」を設定します。

まず「タイトル」と「エラーメッセージ」の文言を入力し「スタイル」を設定します。

この「スタイル」には「停止」、「注意」、「情報」の3つのレベルがあります。

停止レベル

「停止」は最も強いレベルであり空白を入力することが出来なくなります。

停止レベルの設定例

「再試行」を選択すると数式バーの戻され、「キャンセル」を選択すると編集前の状態に戻ります。

停止レベルのダイアログ
注意レベル

「停止」の次に強いレベルですが、空白は入力可能です。

注意レベルの設定例

空白を入力して「はい」を押下した場合、空白入力が確定されます。

「いいえ」を押下した場合、入力状態に戻ります。

「キャンセル」の場合は元の状態に戻ります。

中止レベルのダイアログ
情報レベル

最も弱い通知レベルです。

情報レベルの設定例

空白を入力して「OK」を押下した場合、空白入力が確定されます。

「キャンセル」の場合は元の状態に戻ります。

情報レベルのダイアログ