Excel VLOOKUP関数で集計(合計・平均・個数など)を取得したい場合の対処方法

2021年11月6日

VLOOKUP関数は非常に便利なため、とりあえず困ったことがあると

使ってみたくなりますが、集計を行う用途には使えません。

XLOOKUP関数なら可能ではありますが、より適した関数が存在します。

この記事ではその方法を紹介します。

他の関数

データベース関数(先頭がD)や判定付きの集計関数(~IFS)を用います。

どちらでも構いませんが、判定付きの集計関数の方が

直観的に習得しやすいので慣れていない方はそちらを使いましょう。

台帳が綺麗な状態(データベース)なら

データベース関数を使用したほうが読みやすい数式になります。

どのような状態であればいいかは各関数の記事で記載していますが

項目名があって行の空きがなければ良いため知ってみれば難しい話ではありません。

合計

複数の条件に一致するセルの値を合計(SUMIFS関数)

集計項目と検索条件を指定して数値を合計(DSUM関数)

平均

複数の条件に一致するセルの値の平均(AVERAGEIFS関数)

集計項目と検索条件を指定して平均値を取得(DAVERAGE関数)

個数・件数

複数の条件に一致するセルの件数を取得(COUNTIFS関数)

集計項目と検索条件を指定して数値の件数を取得(DCOUNT関数)

最大

複数の条件に一致するセルの中の最大値を取得(MAXIFS関数)

集計項目と検索条件を指定して最大値を取得(DMAX関数)

最小

複数の条件に一致するセルの中の最小値を取得(MINIFS関数)

集計項目と検索条件を指定して最小値を取得(DMIN関数)

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