Excel 複数の条件に一致するセルの中の最大値を取得(MAXIFS関数)

2019年9月10日

複数の条件を満たすセルの中で、

最大の値を表示する関数で

MAX関数の拡張版関数です。

COUNTIFS関数などとは違い

単独条件の関数(MAXIF)は存在しません。

(IFSがあればIFは不要のため

開発順序的に不要と判断された模様)

Excel2016より前のバージョンでは

この関数は存在せず

またMAXIF関数もないため

IF関数を使用した中間セルを作るか

配列数式を使用する必要があります。

仕様

MAXIFS(最大範囲,条件範囲1,検索条件1 … 条件範囲127,検索条件127 )
<最大範囲>
計算対象となるセル範囲を指定します。
また最大範囲内で数値以外のセルは
対象外となります。  
<条件範囲1~127>
条件の評価対象となるセル範囲を指定します。
<条件1~127>
対象となるセルの条件を
数値、式、または文字列で指定します。
※条件範囲と条件は、
 1つ指定すれば省略可能です。
 最大127個指定できます。

使用例

例えば商品の中で特定のカテゴリであり

且つセール対象となっている中で

最大の売上金額を取得するような

用途に使用することが出来ます。

またセール対象且つ特定の単価以上の

最大売上金額といった大小比較が条件となる

場合にも使用可能です。

集計元表

下記の表を参照するMAXIFSを例示します。

集計元表
集計元表

特定の文字列に一致する中での最大値を取得する例

C列の種類に一致する且つ

セール対象の中で最大の売上金額を

集計元表から検索し取得する例です。

D列がMAXIFS関数を使った結果です。

結果表
結果表

MAXIFS関数に下記のようにセル指定します。

最大範囲集計元表の金額のセル範囲
(絶対参照)
条件範囲1集計元表の種類のセル範囲
(絶対参照)
条件1結果表の種類のセル
(D16ではC16)
条件範囲2集計元表のセール対象のセル範囲
(絶対参照)
条件2“●"

<条件範囲1~2>と<最大範囲>は

コピーで位置が変わっても

参照先の一覧表は変わらないため、

コピーしても固定されるよう

絶対参照で指定します。

今回は完全一致させていますが、

ワイルドカードを用いて

部分一致させることも可能です。

数値の閾値を設定して最大値を取得する例

特定の単価以上で且つセール対象の中で

最大の売上金額を取得する例です。

D列がMAXIFS関数を使った結果です。

結果表
結果表

<条件>に比較演算子を指定して、

特定数値以上や以下などの

条件を設定することが可能です。

ここの例では1行目は

単価200円以上のセール対象の最大金額、

2行目は単価300円以上のセール対象の

最大金額を出しています。

なお比較演算子は"(ダブルコーテーション)で

囲み、文字列として扱う必要があります。

&(アンパサンド)は文字列連結演算子です。

D21の「">="&C21」は結果として

“>=200″と処理されます。

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