Power Automate Desktop「テキストの分割」アクション
テキストを指定テキスト(スペースやカンマ、改行など)で区切り、
リストの個々の要素として分割するアクションです。
「テキストの結合」の対の機能です。
利用方法
「アクション」の「テキスト」より、「テキストの分割」をドラッグします。
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
パラメータ
分割するテキスト
リストに分割するテキストを指定します。
区切る記号の種類
項目 | 説明 |
---|---|
標準 | 既定の文字と回数を指定します。 「標準の区切り記号」で半角スペース、TAB文字、改行から選択します。 次に「回数」で文字数を指定します。 例えば「標準の区切り記号」にスペースを選択すると、 1ではスペース1文字、2ではスペース2文字を分割の対象にします。 3はスペース4文字と以降は2倍になっていきます。(2023/03/06時点) この項目は1のままか、カスタムを利用することが多いでしょう。 |
カスタム | 任意の文字で分割する場合に利用します。 カスタム区切り記号に任意の文字を指定します。 2文字以上でも構いません。,や||で区切るケースが多いでしょう。 正規表現は多岐に渡りますが、利用頻度は低いと思われますが、 使用が想定されるケースは複数の区切り文字を利用するケースです。 例えば ,(カンマ)、||(パイプ)、タブ(TAB文字)、半角スペースを指定する場合、 次のように指定します。 ,| |\|\||\t | は何れかに該当させるケースで使用します。 ,| |\|\||\t \|\| は||(パイプ)を意味します。 円マークはエスケープと呼ばれ、|などの特殊な意味を持つ文字を、 特殊な意味のない普通の文字として扱うための文字です。 ,| |\|\||\t \tはタブ(TAB文字)を意味します。 ,| |\|\||\t |
文字数 | テキストを「幅を分割する」で指定した文字数で分割します。 「幅を分割する」に1を指定すると1文字づつ分割します。 "TEXT1234"の結果は[T,E,X,T,1,2,3,4]になります。 「幅を分割する」に3を指定すると3文字づつ分割します。 「分割するテキスト」の文字数は「幅を分割する」の数で割り切れる必要はありません。 "TEXT1234"の結果は[TEX,T12,34]になります。 |
生成された変数
アクションの結果が格納されます。この変数名は変更可能です。
同一アクションを複数、使用する場合は、どのような値かを示す名前に変更推奨です。
TextList
結合した結果のリストが格納されます。
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