Power Automate Desktop「Outlook からメール メッセージを取得します」アクション
Outlookで受信しているメールを取得するアクションです。
このアクションを利用するにはOutlookにメールアカウントの設定をしておく必要があります。
利用方法
「アクション」の「Outlook」より
「Outlook からメール メッセージを取得します」をドラッグします。
設置個所は「Outlook を起動します」より後ろ、「Outlook を閉じる」より前です。
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パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-26.png)
検索はOutlookの設定に依存します。
検索結果を絞るような設定や、
インプレースアーカイブに移動してしまっている場合、
取得対象にならない場合があります。
パラメータ
Outlook インスタンス
対象のOutlookを「 Outlook を起動します 」で生成された変数を指定します。
該当する変数が存在する場合、自動でプリセットされます。
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アカウント
メール取得を行うOutlookアカウントをテキストで指定します。
設定にもよりますが、初期状態ではメールアドレスになることが多いです。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-14.png)
メールフォルダー
検索対象のフォルダーを指定します。
例えば受信トレイの直下のフォルダーAから探す場合は
「受信トレイ\フォルダーA」と指定します。
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取得
取得対象(全メールか、未読・既読)を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/08/image-28.png)
既読としてマークします
取得したメールが未読の場合、既読にするかを指定します。
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検索条件:送信者、宛先、件名、本文
検索条件を指定します。
指定しなくても動作しますが、取得結果が多いと動作が遅くなるため、
可能な限り条件を指定して絞ることを推奨します。
この中に日時の条件がないため、その後のアクションで対応する必要があります。
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添付ファイル
添付ファイルを保存する場合、追加で保存先フォルダーを指定します。
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生成された変数
アクションの結果が格納されます。
RetrievedEmails
Outlook メール メッセージのリストとして格納されます。
リストのため「For Each」で繰り返して個々のメールを処理します。
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エラー発生時
必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。
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